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信長Take3【コミカライズ連載中!】  作者: 松岡良佑
6章 天文19年(1550年)真なる今川の暴威
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53話 桶狭間攻防戦 勝ち筋への道

【尾張国/桶狭間 織田信長軍】


「信行の件は後じゃ! それよりも北方の新九郎殿(義龍)達が危険じゃ! 滝川隊に伝令! 北方今川軍の側面に回る様に言え! ワシも向かう」


 信長はそう叫んで自身も北方へ向かう。

 史実で度々見せた、周囲も置き去りにする単騎掛けである。


 織田軍の魚鱗陣左翼は、斎藤家出身者で構成されており、斎藤義龍2000と、明智光秀、斎藤利三の弓特化部隊1000である。

 その三部隊3000で、勢いに乗る酒井忠次、飯尾乗連の2000、太原雪斎と馬場信春の3000を相手をするのは危険過ぎた。


 ただし信長達が加わっても、まだ兵数は互角には届かない。


 後は個々の能力が相手を上回るかどうかの戦いになるが、この後に待ち受けるのは、今川軍が一気呵成に動くか、織田軍がジリ貧となりながら粘るかだけかの二つである。


 二つだけになる―――

 普通はそうなるはずなのだが―――


 一人の男が一撃で織田軍の不利を、少なくとも気持ちの上では互角に引き戻した。


「フン! 小賢しいわ! 今川軍何するものぞ!!」


 そう叫んだ男と側近達が、酒井忠次の軍に一撃を加えた。

 まるでゴミの様に飛び散る忠次隊の有様に、味方も含めて諸将は驚き戸惑った。


「なッ……何じゃあッ!?」


 忠次は思わず叫んだが、そこは三河衆を率いる松平の精兵を率いる身として、即座に指示を飛ばす。


「取り囲んですり潰……」


「遅いわ!」


 そう言った武将はもう一度槍を振るって、取り囲もうとした部隊を薙ぎ倒す。


 大身槍を軽々と振り回す男は身の丈が2m近い大男、斎藤義龍である。


 個人の武力も戦の重要ファクターだった源平時代ならともかく、戦国時代は戦の様相が変化していく過渡期であり集団戦術と作戦が(あくまで鎌倉時代に比べて)重要視されていく時代である。

 ただ、それでも先駆けの様な危険地帯に飛び込む、我武者羅で命知らずな豪傑は軍隊として絶対に必要ではある。

 しかし一人の豪傑と足軽集団の価値は、指揮官にとっては等価値か、人によっては足軽の方が価値が上と見るかもしれない。

 表向きはともかく、戦国時代ではとにかく数である。


 ただ、稀に現れる。


 その価値観と時代の流れを無視する、一騎当千と言うべき猛者が。

 その一人が斎藤義龍である。


「治兵衛! 行くぞ!」


 治兵衛と呼ばれた仙石久盛が、義龍と同じ様に槍を振るい酒井隊を蹴散らしていく。


「殿! それは某の役目! お下がりくだされ!」


 そう言って久盛以下の義龍の親衛隊が突撃を敢行し、それに合わせて斎藤軍全体が酒井隊に雪崩れ込み半壊させてしまった。

 もちろん、後続の明智光秀や斎藤利三の的確な援護が効いているのに加え、北方の援軍により『勝ちが確定した』と酒井隊は無意識の油断をしたのも手伝った。

 ただ、それにしても尋常ではない破壊力である。


 何が斎藤家をそこまでさせたのか?

 義龍の帰蝶への執着か?

 家督を引き継いだ故の決意か?

 防御を許さぬ大身槍の破壊力か?

 結成した親衛隊が力を発揮する機会を待ち望んでいたのか?

 信長に差を付けられまいとする自尊心か?


 どれか一つに絞れるモノでは無い。

 様々な義龍なりの思いがこの一戦には込められていたのである。

 そんな、この戦始まって以来の好機に信長は、即座に伝令を飛ばし始める。


「滝川隊に伝令! 直ぐに義龍隊に合力して今川右翼を押し返せ!」


 開戦後から二転三転する信長の命令に滝川一益は冷静に対処する。


「人使いの荒いお方だ。しかし、これから織田家で()し上っていくには、この程度鮮やかに捌いて見せねばな! 敵後方の一番守りが固い場所を狙え! 討ち取れなくてもいい! 怯みさえすれば流れは変わる!」


 新参の滝川一益は、挨拶代わりとばかりに的確に援護をしていく。

 飯尾尚清と滝川一益だけは、特に役目を設けず臨機応変に動かすべく手元に置いていたが、信長のその判断が功を奏した。


「明智隊に伝令! 我が軍に合流する様に伝えよ! その上で、ワシらは義龍隊の左翼に付く! もう一つ! 沓掛城方面に行って、建て直しを図っている軍を全てこちらに呼び寄せて参れ!」


「え!? は、ははっ!!」


 滝川隊、義龍隊、光秀隊への伝令は、伝令としても意味の分かる伝令であった。

 しかし、沓掛城方面と言うのは伝令には意味が分からない。


 沓掛城軍は全滅したのだから。

 ただ、信長の形相に異論を唱える勇気はでず、伝令は半信半疑で沓掛城方面に駆け出していった。


 信長の思惑は何であったのか?


 それは沓掛城に配置した佐久間信盛と、斎藤道三の行動に賭けていたのである。

 信長は、沓掛城で最低でもこの二人が生き残っていれば、可能性はあると踏んでいる。


 史実で『退き佐久間』と呼ばれる程の殿戦達者である佐久間信盛と、『マムシ』と呼ばれた斎藤道三の戦略眼さえ生き残っていれば―――



【沓掛城と桶狭間の中間地点 森林】


 信長の願望とでも言うべき読みは、果たして当たっていたのか―――


「山城守殿(斎藤道三)、何とか凌ぎきりましたな」


「そうですな……右衛門殿(佐久間信盛)。まさかこの様な事になろうとは……」


 斎藤道三と佐久間盛信の軍は傷つき潰走はしたが、奇跡的に全滅はしていなかった。

 今は沓掛城からの追撃から身を隠しつつ、軍を再建している最中であった。


 今、こうして軍がある程度残っているのは、佐久間信盛が城から打って出て来た信行軍を退けつつ、太原雪斎からの横槍追撃から逃げ切る離れ業に成功したからである。

 当初から浮ついた雰囲気のある沓掛城の将の中で、唯一地に足が付いていた信盛ならではの働きであり、『退き佐久間』と異名をとるに相応しい結果であった。


「平手殿は……」


 信盛が周囲を見渡し政秀の姿を確認しようとすると、弱々しい声が聞えてきた。


「こ……ここじゃ」


 すると、配下に肩をかりながら政秀が二人の元に到着した。


「平手殿!」


 見ると、政秀は腕に矢を受けて出血しており顔も青い。

 だが、そんな二人の心配を他所に、政秀は己で矢を引き抜いて手際良く止血処置を施す。

 顔が青いのは出血よりも、信行の反乱と安否不明の信広を案じての事であった。


「さて……。3軍そろって兵は2000程か? 思ったよりも軍としては体裁は整っておるな」


 それも信盛の奮戦のお陰であった。


「さて、これから我等が取る道は、一つ、沓掛城奪回、二つ、桶狭間の戦線に加わる、三つ、このまま逃げ帰る。このどれかであるな」


「まぁ、三つ目は端から論外ですな」


 信盛の言葉に政秀も頷く。


「そうじゃな。そこで提案じゃ。ワシ等はこのまま桶狭間に向かうべきであると思う」


「それはッ!? しかし! ……しかし……クッ」


 道三の提案は、言い換えれば『信広を見捨てる』と言う事だ。

 今この場で一番格が上なのは道三であるが、この戦の主役は織田家である。

 そんな織田の家臣である二人に、信広を見捨てると言う選択は選べるものではないが、かと言って、今の戦力で沓掛城を再奪還するのは困難極まる。


 それらを見越して道三は桶狭間に向かう提案をし、理解は出来るが納得できない信盛は言葉に詰まったのである。


「中務丞。お主は斎藤の家臣でもあるが、織田の重臣でもある。お主の考えに従おう。沓掛か桶狭間か」


「……。桶狭間に向かいましょう……ッ!」


 まさに苦渋の決断であった。


 搾り出すように言い放った言葉は、ともすれば、うめき声の様な声であるが、その決断はハッキリ伝わった。

 その異議は許さんと言わんばかりの決断に信盛も同意した、いや、沓掛に向かう事は無駄死にの可能性が高いのは分かっている。

 まだ若い信盛には決めきれない決断故に、政秀の決断で心が決まったかの様であった。


「せめて桶狭間で我等の失態を挽回し、三郎五郎様(信広)が無事である事を祈りましょう。結果次第では人質交換にて救い出す事も可能なはず!」


(もしもの事があれば、ワシが腹を斬って殿に詫びるしかあるまい)


 心で残りの言葉を呟いて政秀は決心し、方針を決めた。


「よし。では中務丞は傷を負い、右衛門殿の隊も先程の我等を助ける殿戦で損耗が激しい。そこで、ワシがこの3軍合同し率いて桶狭間で挽回を図ろうと思うがどうか?」


「異存はありませぬ」


「そうですな。ここは山城守殿が適任と言えましょう」


 二人は事今に至っては、一番可能性があるのが道三であるのは理解している。


「かたじけない。必ず挽回の機会を作って見せる。そこでじゃ。ワシ等は散り散りに追い立てられたが、敵の目からは逃れる事に成功しており、この戦いで唯一の所在不明軍として行動できる。沓掛城を占拠した部隊は、城の占拠と桶狭間への援軍に軍を分けるであろうから、その桶狭間への援軍部隊を背後より急襲する!」


 道三の策は現状で打てる最良の手段であった。

 下手に沓掛城の奪回をしていたら、絶対に打てない手段である。


「『災い転じて福となす』と言う奴ですかな? ……少々災いが大き過ぎましたが」


 信盛の自虐的な言葉も、希望が見えた事からなのか力強さが感じられた。


「よし、では桶狭間に向かう!」


 道三の号令の元、再集結した軍は桶狭間に出発し、信長の命を受けた伝令と合流する事になる。

 信長は賭けに勝ったのである。



【織田軍/織田信長本陣】


 信長は懸命に太原雪斎と馬場信春の猛攻を凌いでいる。

 光秀と連携し何とか突破だけは許さないと持ちこたえている。

 しかし―――それよりも信長はある事に驚いていた。


「あれは……武田の鬼美濃か!?」


 不死身の鬼美濃こと馬場信春。

 織田軍が長篠の戦いで相対し討ち取った馬場信春。

 それが歴史が変わって、今この戦場に武田が関与している事に、今更ながら衝撃を受けていたのである。


 一応、史実では凄まじいまでの苦労をして武田を滅ぼした信長であるが、武田と決戦に至るまでは、徹底的な土下座外交で武田の矛先を逸らし続ける、それは最早、武田アレルギーとも言える拒絶反応であった。


「クッ、義元め! ワシを倒す為とは言え歴史が変わりすぎじゃ!」


 武田とまだ信長の知らない北条の援軍は計算外故に、信長は思わず叫んでしまった。



【今川軍/太原雪斎隊】


「嫌な予感がする」


 雪斎は優勢に攻め立てる自軍と、劣勢の織田軍を見比べて言い様の無い不安に包まれた。

 予感と言うのは別に超常的な力ではない。

 長年の経験則と学習による脳からの警戒シグナルである。

 雪斎はその長年の経験から、今の状況を『是』としていない。


(全ての状況が都合が良すぎる。沓掛は奪取し桶狭間も優勢。……今一番目が向いていない所は何処だ?)


「……背後か!!」


 雪斎は振り向くと、うっすらと土煙が上がっているのが見えた。

 沓掛城には占拠部隊を残し、その部隊には城を奪回されないように厳命し、場外に居た部隊も蹴散らしてある。


 つまり桶狭間に駆けつけるのはありえない。

 駆けつけるものがあるとすれば敵軍しかありえないが、一体どこの軍が隠れていたのか?


「美濃のマムシか!」


 旗印を確認した雪斎は舌打ちをし、己の迂闊さに思わず指揮の為に持っていた錫杖(しゃくじょう)を力任せに地面に突き刺した。


 雪斎には、なぜ道三がこうも早く駆けつけられたのか理由が分からない。


 尾張と美濃で標準仕様となっている親衛隊の存在を知らぬ故に仕方ないが、逃げるにしても再結集するにしても親衛隊の真髄はスピードである。

 親衛隊は信長によって徹底的に足腰を鍛えられているので、農兵主体の軍しか知らぬ雪斎が困惑するのも仕方なかった。


 だが、仕方ないからと言って対策をしない雪斎ではない。


「馬場殿に伝令! 我等が反転し敵を食い止める故に、信長を抑えるように伝えよ!」


 しかし、その指令は援軍として駆けつけてくれている武田に配慮し、自分で奇襲部隊を迎撃する事にしたのであるが、焦り故かの誤判断であった。

 それは、信長の執念が呼び込んだかの様な戦場の動きであった。



【織田軍/織田信長本陣】


「援軍が来たか!」


 雪斎の部隊が反転して後ろに下がった事から、沓掛城からの部隊が来た事を察した。


「よし! 伝令! 義龍隊と明智隊に伝えよ! 両者は再合流し、馬場と雪斎を引き付けろとな!」


「はっ!」


「次! 北畠親子、飯尾隊とその両者を援護する弓隊に伝令! 敵を攻撃しつつ、桶狭間山に向かって後退せよ! 可能な限り今川軍を戦場から引き離せ!」


「最後に我が軍はこれより今川義元本陣に向かう! ここが正念場ぞ!」


 沓掛城から援軍が来たとはいえ、未だ戦場全体では劣勢を強いられる織田軍で、信長は何度も何度も戦略を組み替えつつ、ようやく義元に到達する道を作り出していたのであった。



【織田軍/斎藤義龍隊】


 酒井忠次隊を潰走させた義龍は、勢いに乗って飯尾乗連隊まで半壊させていた。

 全体的に劣勢な織田軍において唯一勢いに乗っている部隊であった。


「織田殿より伝令です! 明智隊と合流し、北方の部隊を引きつけよ、との事です! また、北方の今川軍の更に背後には大殿の軍が迫っております!」


「父上が来たのか? 沓掛城で何ぞあったのやも知れぬな……!? よし! 前方の部隊にはワシがあたる! 十兵衛(明智光秀)と滝川殿で北を挟み撃ちにしろ!」


 大身槍で敵を薙ぎ倒しつつ義龍が答え、飯尾隊の足軽が血飛沫をあげて吹き飛んだ。



【織田軍/北畠晴具、木造具政隊】


「父上、殿より伝令です! 下がって敵を引き付けよとの事!」


「分かった。北畠として恥じにならぬ様、その命令を遂行するとしようか!」


 義龍隊が二部隊を壊滅させようとしていたが、北畠隊は一進一退の攻防を繰り広げていた。

 とは言え、それは義龍が特別強かった上に、モチベーションが誰よりも高かった故の結果で、今川軍の突破を許さなかった点で言えば北畠親子も十分仕事をしている。


「どうやら殿は決着を付けに行くようだ。引き付けた後が勝負かも知れぬな」


 そう呟いた晴具は、この長い戦いが間も無く終るであろう予感を感じていた。


「擬似的ではあるが殿戦だ! 息子にできてワシに出来ぬはずが無い!」


 晴具は気合を入れ直して槍を取るのであった。



【織田軍/飯尾尚清隊】


「よし! 飯尾隊後退する! 柵や逆茂木は全て置いて行け!」


 今川軍の副将二人の猛攻を懸命に凌ぎつつ、何とか堪えていた尚清は、ようやく来た後退指令に安堵する。

 もう少しで潰走しかねない程、部隊は消耗していたのである。


「全速で森まで後退する! 森に入れば楽に引き付けられる! 行くぞ!」


 森にはかつての長野城程では無いが、罠と罠モドキが仕掛けてあり、森自体が強固な砦となって進軍を阻んでくれる。

 平地では押され気味であるが、山岳戦は訓練で経験豊富な織田軍の庭である。

 十分ひきつけられる勝算が尚清にはある。


「弓隊! 撤退を援護せよ!」


 尚清の命で、柵と逆茂木を破壊しようとする今川軍に矢が降り注ぐ。

 怯んだ隙に尚清も撤退する。

 真に見事な逃げであった。



【今川軍/今川義元本陣】


 櫓から戦況を確認する義元は、北方が苦戦している事を察知していた。

 沓掛城奪取の報は既に聞いており、雪斎達が援軍として来るのは把握していたが、どうやら、討ち洩らした織田軍に挟まれていた様であった。


「ふうむ。和尚らしくない。油断したか。伝令! 北条左衛門殿(綱成)に伝えよ。北の和尚達を援護救出するようにと」


 義元は未だ戦に加わっていない、最後の切り札とも言える『地黄八幡』の出陣を命じた。


「信長は……北で手をこまねいて居るのか? もう策は尽きたか? それで終わりであるならば、お主には投了しか手は無いぞ?」


 遠く離れた桶狭間山方面で、どうやら味方が押している。


「このまま押し切る事で決着が付きそうであるな? しかし、完全な止めを刺すには時間が足りぬか」


 季節は晩秋。

 日が沈むのも早い。

 完全な闇になってしまえば戦闘行為は難しい。


「継続させるか……? いや無理は禁物。和尚を救出したら全軍退かせるか。織田軍も退いて居るし仕切りなおしか」


 義元は今日で決着が付けられない事を歯噛みした。

 せっかく優勢なのに、一旦体勢を立て直す時間を与えてしまうのは得策ではないが、かと言って土地勘の無い場所で夜間戦闘は自殺行為になりかねない。


 特に桶狭間の山々は危険すぎる。

 義元は一旦引き上げるかどうか逡巡するのであった。


 ただし、義元は知らない。

 信長にとっても仕切り直しは困る事を。

 信長はこの一戦で、一度の激突で決着を着ける気でいる。


 桶狭間の戦いは決着に向けて動き出そうとしていた。


 信長が力尽きて倒れるか、義元が武運つきて敗れるか――――



【桶狭間 某所】


「頃合……かしらね」


 帰蝶がそう呟き軍を進軍させた。

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