信長Take3 あらすじ&登場人物5
5章までのネタバレを含みますので、本編未読の方はそちらからご覧下さい。
よろしくお願いします。
【あらすじ】
信長の専門兵士を駆使した謀略によって、北畠家は正しい情報を掴み切れずに右往左往している間に、とうとう弟の木造具政が織田家に内応してしまう。
ことここに至って致命的なミスを悟った北畠家は、起死回生の手段に打って出た。
それは織田家への臣従である。
まだ北畠家の勢力として挽回可能な状態で、さらに信長の戦略を見破った上で、北畠として織田に利用価値を認めさせ、織田の一翼として生き残りを図るためである。
その結果、南伊勢も半分失い、人質も差し出し、残った土地で厳しい発展条件を付けられたが、新生北畠家は当主を晴具から具教に後退し、名家北畠は生き残った。
一方、信長は宣言通り2年で伊勢を制圧する事に成功し、織田家の家臣に真の実力を見せつけ、真の当主として認められる事になる。
その最初の仕事として、広がった領地に諸将を派遣し、地域の安定を図り今川対策に本腰をいれるのであった。
一方今川家は太原雪斎によって甲斐国の武田晴信、相模国の北条氏康と同盟を結ぶ事に成功し、史実よりも早い三国同盟を締結する。
そんな中、今川義元は信長の『天下布武印』に度肝を抜かされる共に、以前に増して信長に興味を持ち、織田家との会談の場を作るのであった。
【登場人物】
☆北畠侍従具教(21歳)
長野城からの撤退戦で重傷を負うも、何とか生還。
北畠家の家督を継ぐも、織田家の戦略の大部分を見抜き、挽回不可能である事を知る。
織田に臣従し再起を図る事になる。
☆北畠参議晴具(46歳)
具教に家督を譲ったが、重傷で政務に携われない為に代行する。
その間に指示した伊賀侵攻と志摩救援拒否が全て裏目に出て憔悴しきってしまう。
具教の決意に耳を疑うも成長した具教の策に従い織田に臣従する事を選ぶ。
☆木造侍従具政(19歳)
具教の弟
木造家に養子に出され家督を継ぐが、その沙汰には納得していない。
兄が大敗したのに家督を譲られたのが切欠となり織田家に内通する。
☆柴田権六勝家(27歳)
伊勢侵攻作戦が完了し、北畠への押さえとして南伊勢に配置される。
伊勢発展の為に内政に携わる。
☆森三左衛門可成(26歳)
勝家と共に北畠への押さえとして南伊勢に配置される。
帰蝶に触発されて、内政での功を模索する。
☆織田三郎五郎信広(21歳)
願証寺への押さえとして北伊勢に配置される。
宗教勢力と言う厄介な相手との綱渡り的外交を託される。
☆塙九郎左衛門直政(21歳)
伊賀との繋がりと近江六角への備えとして伊賀近辺に配置される。
妹の事は諦めつつある。
☆飯尾茂助尚清(21歳)
塙直政同様、伊賀との繋がりと近江六角への備えとして伊賀近辺に配置される。
滝川一益の捜索を指示された。
☆太原雪斎(53歳)
今川家の最高幹部にして軍師。
甲相駿三国同盟をとりつける事に成功した。
☆今川治部大輔義元(30歳)
駿河今川家当主にして『海道一の弓取り』の異名を持つ大大名。
三河併合と同盟の為の街道整備と着実に力をつけている。
☆武田大膳大夫晴信/武田信玄(28歳)
甲斐武田家の当主。通称『甲斐の虎』
戦国時代屈指の戦巧者。
ただ、父を追放し家督継承したり、我の強い家臣を苦心してまとめたりと苦労人。
☆北条左京大夫氏康(34歳)
早雲、氏綱と傑出した人物を輩出した北条家の三代目。通称『相模の獅子』
関東の覇者となるべく野望を秘める。
☆龍王丸/今川氏真(11歳)
史実よりも厳しい雪斎の教育を受けている。
危機を察知する能力は一人前になりつつある。
☆竹千代/徳川家康(6歳)
史実よりも手厚い教育を受けている。
龍王丸とも親しくなり、帰蝶の教育の結果若干ワンパクになりつつある。
☆織田三郎信長(肉体:15歳 魂:49+5+4歳)
主人公
3回目の人生を邁進中。
伊勢を平定し今川との決戦の為の下準備が整い、本格的に国力増強の為に動く事になる。
☆斎藤帰蝶/濃姫(肉体:14歳 魂:48+5+4歳)
主人公
2回目の人生を邁進中
信長と共に伊勢平定に貢献する。
(悪質な)挑発の才能に目覚めた。
☆ファラージャ(15歳)
主人公
未来よりテレパシーにて信長と帰蝶を補佐する。
未来に伝わる伝説や情報に嘘や誤魔化しが多い事に驚く。
今川義元については二度と触れないと決意した。




