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信長Take3【コミカライズ連載中!】  作者: 松岡良佑
18.5章 永禄5年(1562年) 弘治8年(1562年)英傑への道
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170-3話 シン・浄土真宗 縁力本願と絶対恫力

170話は5~6部構成予定です。

170-1話からご覧下さい。

「さて。では蓮如は何を浄土真宗から変更したかです。今まで説明した通り、浄土教は『思想』。浄土宗は『念仏』、浄土真宗は『信頼』。時宗は『決定(けつじょう)』。ならば新浄土真宗は『団結』ではないかと拙僧は推察します。強いて言うなら『縁力本願(えんりきほんがん)』とでも言いましょうか」


「え、縁力本願……。縁の力で本願に至る……?」


「そうです。縁は他者との結びつき。即ち団結。恐らく蓮如は、法然、親鸞、一遍の考えに欠点を見つけたのだと思います」


「欠点!? 念仏や信頼を排した浄土決定にすらですか!?」


 帰蝶ももう何度驚いたか分らない。

 念仏や信頼に欠点があった、と言うのは中々に凄い理論であるが理解できた。

 それら欠点を完全に克服した一遍の決定は、浄土に至る条件が何もない。

 究極他力に相応しい完全理論のハズだ。


「決定は確かに究極です。一体何の不備があるのかと思うのは当然の事。では何が欠点かと言えば、法然も親鸞も一遍も極楽浄土に行く手段を示しましたが、今の苦しい現状を救う事には対応していないのです」


「あっ!?」


「死ねば極楽です。しかし、これは裏を返せば『死ぬまでは何があろうとも諦めろ』とも取れます。もちろん、法然、親鸞、一遍が、あるいは阿弥陀如来がそう言った訳ではありません。世が平和でしたらそれでも良かったのでしょう。しかし今は―――」


「乱世……」


 良蔵も帰蝶も信長も、5次元のファラージャ達まで口を揃えて言った。

 蓮如の思想に納得したからだ。


 極楽へは行けるのだ。

 だが、だからといって現世が苦しくて良い理由にはならない。


「恐らく蓮如は、現世から目を背ける事は出来なかったのでしょうね。そして思い至ります。弱者が現状を打破するには『団結しかない』と」


 本来なら絶対に信者が増えるハズの無い浄土真宗。

 しかし、現実として爆発的に増加し徒党を組み、国を制圧するまでに至っている。

 ならば『団結』こそが新浄土真宗の神髄なのであろう。

 ()()とは違い、弱き()()は、現世では団結しなければ生きていけない。

 故に縁力本願。

 団結し皆で守り、皆で極楽浄土に向かうのだ。


「ただ……いやこれは良いでしょう」


《? 何を言い淀んだんでしょう?》


《多分、蓮如が新浄土真宗を宣言しなかった事ではないか? 親鸞を神格化した方が手間が無かろう? 新興宗教よりは歴史ある宗教の方が重みが違う。だがコレを言うのは残酷過ぎると思ったのだろう》


「ただ蓮如にも誤算がありました。民を救いたいのは間違いなく、しかも『王法為本』を掲げている以上、北陸一向一揆は蓮如にとっても不本意なのです」


「不本意な事にワシらは駆り出されていた!? 何故!?」


「恐らく『団結』が更に曲げられ、裏切る事を許さぬ『統制』へと変化したのでは無いでしょうか? あるいは、誤解を恐れず言うのであれば……『脅迫』。これも強いて言うなら『絶対恫力(ぜったいどうりき)』」


「ッ!!」


 絶対恫力。

 思い当たる節が有り過ぎたのだろう。

 良蔵の顔は驚愕に歪んでいた。


「『進是極楽退是無間地獄』。こんな言葉が生まれた背景は、まさに『統制』や『脅迫』では? 蓮如が没した今、もう新浄土真宗も蓮如の理想から離れてしまっている。蓮如が興した新浄土真宗は、いつのまにか新浄土真宗()となってしまっているのです」


「新浄土真宗……改……」


「余りの差に拙僧が腰を抜かしてしまった理由もお判りになりましょう? お陰で腰痛が悪化しましたぞ」(170-2話参照)


「……」


 衝撃過ぎる話に沢彦の分かり難い冗談は見逃された。


「ま、まぁ名称は『新浄土真宗()』でも『新浄土真()宗』でも何でも良いのですが、とにかく今の浄土真宗は本来の物とは違うのは理解して頂けたと思います」


 統制と脅迫。

 裏切りを許さぬ統制と、退けば地獄に堕ちる脅迫。

 その力が絶大なのは火を見るより明らかで、その統制と脅迫は一揆の内部は当然、外部にも統制と脅迫は実に効果的に影響を与えている。

 ある意味、戦国時代における核抑止論とでも表現すれば分りやすいだろうか。

 制御不能で暴走してしまっているのも現代とそっくりである。


「何故、こんな事になってしまったのでしょう……?」


 聞けば聞くほど理想とかけ離れている現在。

 良蔵ら村人には、もう訳が分からない。

 訳が分からない物に苦しめられ過ぎている。

 呟くように言葉を吐いた。


「法然の思想を先鋭化した親鸞、を先鋭化した一遍。人はより完全を目指す生き物なのでしょうね。それに倣い蓮如も完全を目指した。これが悪いとは拙僧も思いません。どうですか織田様? 天下布武法度も完全を目指していらっしゃいますね?」


「……そうだな」


 Take3の現在、前2回の経験を活かしてまで信長は完全を目指している。

 耳が痛い、と言う訳では無いが、対応に苦慮した一向一揆の強さに納得した信長であった。


「最早これは人の業。より良きを目指す事は誰もが思う事。しかも良かれと思って間違うこともある。蓮如が生きていた頃でさえも制御は難しかった。先鋭化という妖怪は、生き物の如く一向一揆内で成長しているのです。雪深い飛騨ならば雪玉が坂道を転がるが如くとでも表現したら伝わるでしょうか?」


 最良を目指し間違う。

 それは法然、親鸞、一遍も悟った人の不完全さ。

 良かれと思った説法が簡単に曲解されてしまう。

 より良きを目指した曲解ならまだしも、積極的に悪く曲げる輩も存在する。

 親鸞や一遍が、己の思想を後世に継がれる事を拒んだのも納得である。


「となれば、蓮如が没してしまった今では誰も制御できないのでしょう。団結が発展した統制と脅迫が今の浄土真宗。団結して皆で『蓮如の教えはこうなのだ!』との思い込みが妖怪に変貌してしまった。色々今の現状を思えば拙僧は納得できてしまいますが如何でしょう?」


《師の話で1回目の長島を思い出したわ》


《私も伝え聞いただけですが、阿鼻叫喚の地獄絵図だった原因は統制と恐怖だと?》


《それが全てだとも言わんが、確かに納得できる》


 史実長島の敵の粘りは異常だった。

 骨と皮になるまで追い詰められた一向一揆が織田軍に大打撃を与えた。

 信長に対する恨みも当然あるが、それは戦の至った時の話で、籠城して耐え忍んでいるのは統制と恐怖だったとしか思えない。


「勿論、現場で指揮官の誰かはいるでしょうが、その誰がか本当に自分の意思で戦っているかは疑わしい」


「そんな……!」


 開祖の教えを曲げてまで、民を救うと決めた蓮如の善意と覚悟が踏みにじられた、もう収集が付かない地獄の地、北陸地方。

 一歩外から冷静に観察すれば、どんなに好意的に見ても、武士の支配から解放されたこの世の極楽には見えない。


「もう一つ其方らの認識違いを訂正せねばなりません。仏の教えに他者を害する行動を肯定するモノなど一切ありません。これはどの宗派であってもです」


「えっ、でも……」


「わかっています。この世は宗教間の諍いが絶えない世。日ノ本は当然、日ノ本国外もそう大して違いないでしょう」


 信長の眉が反応する。

 

《日ノ本外か。伴天連共の事よな》


《ですね。沢彦さん勤勉ですねー》


 伴天連ことキリスト教。

 この戦国時代、キリスト教の布教は最終段階とでも言うべき勢いで日本に上陸した。

 デマルカシオンである。

 デマルカシオンとは当時のスペイン、ポルトガルで決められた非キリスト教国地域の領地配分協定であり、非キリスト教国の意向を一切無視し、世界をこの2国で支配する事を決めた。


 スペイン、ポルトガルはその取り決めを大義に宣教師を派遣し、現地の民を改宗し、地域を征服していったのであるが、日本はその境界線東端に位置する最後の国であった。


「とりあえず日ノ本外はさておき、そして各宗派の教え自体の間違いや矛盾はともかく、どの宗派も他宗派を攻撃する事を教義とはしておりません。まぁ……一部、攻撃ではなく折伏と称し宗論を吹っ掛ける輩もおりますが、今は例外として置いておきます」


 折伏(しゃくぶく)とは、折破摧伏(しゃくはさいぶく)を省略した仏教用語で、悪法(他宗派)、悪人(他信者)を論破し説き伏せ改心させ救い上げる事を言う。

 これは日蓮宗(法華宗)に特に関係するのだが、鎌倉時代の僧である日蓮は、世が乱れているのは今の仏教が誤って認識されているのが原因と考え全方面に喧嘩を売った。


 そのスローガン『念仏無間、禅天魔、真言亡国、律国賊』を要約するとこうなる。

 念仏を唱えるだけなど笑止千万で、そんなモノを第一と考える浄土宗など無間地獄に堕ちる。

 禅など凡人が増長するだけで、これを第一と考える臨済宗や曹洞宗など天魔の所業である。

 天台宗から教義を盗んだ真言宗を信じるなど国が亡くなる行為に他ならない。

 律宗など戒律を装って人を惑わす国賊である。

 

 この様に考え、民衆は当然、邪法の僧侶から地域の実力者、時の支配者にまで折伏を繰り返し、あまりに過激すぎて日蓮は弾圧の対象になってしまう。

 だが、日蓮には日蓮の正義があり、どれだけ拒絶されても『正しい道には苦難が伴う。だから己に降り注ぐ迫害弾圧は正義の証拠』と法華経特有の真理と不屈の精神で折伏を続けていく。

 その思想は戦国時代にも受け継がれ、過激な折伏は天文法華の乱を引き起こし、後の時代に信長が『安土宗論』として関わり、当然ながらこの歴史でも関わるのは未来の話である。


 先述の帰蝶と信長の、《そもそも斎藤家は日蓮宗でしたし……》《あぁ……それは仕方ないな》はその当たりの事情を含んだ話で、信長が仕方ないと納得するのは安土宗論を経験したが故だ。(170-1話参照)


「しかし現実には天文法華の乱に代表される様に、宗派間での争いが絶えませぬ。その根底にあるのは信じる物を守りたいのでしょうな。守りたいから攻撃するのです。攻撃は最大の防御という奴ですな。そして絶対正義なのだから宗派の争いが絶えない」


 人が最も残酷になるのは、悪事ではなく、正義を行う時である。

 さらに神仏こそ正義の化身。

 正義の名の下には全てが許されるのだ。

 邪教徒に対する慈悲など無い。


「なぜ……。その一部例外はともかく、最初の開祖は立派なお考えを持っているのに、何でその精神が受け継がれていないのでしょう? そんな素晴らしい教えが、何故武装する事に繋がるのでしょう?」


「よい質問です。問題は教えを継いで行く事の難しさにあるのです。仏陀にしても、恐らく南蛮の神にしても、最初の思想は大変素晴らしいのです。しかし、この教えを受け継ぎ伝えていくのが本当に難しい。一人では絶対無理です。その一人が潰えては途絶えてしまいますからね。当然、仲間を集め組織を作らねば維持もままなりません。しかも組織の運用には銭が必要です。そして伝えると同時に信徒は守らねばなりません。何かの拍子、例えば他宗派の襲撃で教えが消え去っては開祖に申し訳がたちませんからね」


 親鸞ら一遍のように本来一代で終わる思想なら良いのだが、維持をするとなると途端に難題が降りかかる。

 その結果先鋭化してしまうのは、いつの時代でも、それこそ現代でも見られる現象である。


「こうして伝え守ろうとすると、教えには一切無い野蛮な行動や欲にまみれた行動をせざるを得ない。すると最初の偉人の教えからはどんどんと乖離してしまうのです。その果てが今の世です。『宗論はどちらが勝っても釈迦の恥』とは良く言ったものです。案外これこそが真理なのかもしれませんな」


「今こそ……教えを守り、教えに殉じる時だと言われました……」


「そう、それです。一部例外と言った宗派でさえ、本質は『守りたい』ハズなのです。では何故守りたいと思ってしまうのか? 人は誰しも無償の奉仕をしたいと言う『欲』があるからなのでしょうな」


《ほう。沢彦は中々芯を捉えておるな。流石我が師よ》


《無償の奉仕……ボランティア精神という欲ですか。未来でもボランティア折伏が世界を滅ぼしかけているのを知っていると厄介な欲ですねー》


《誰もが良かれと思って行動した結果が、ある意味戦国時代でもあるかもしれませんね》


《そうじゃな。ワシも良かれと思って天下布武を邁進しとる訳じゃしな。受け入れられん者にとっては織田家からの折伏同然な訳か。肝に銘じねばなるまい》


《そうでなくともボランティアを強要されると断りにくいですしね……あっ!? ひょっとして転生を強要されたと思ってます!?》


《安心せい。確かに無理やり復活させられて事実を知らされたが、今ここに居るのはワシの意思じゃ》


 信長達が沢彦の言葉に感心しつつ、己の行動を今一度再確認した一同。

 そんな事を思われているなど露知らずの沢彦は話を続ける。


「浄土真宗が最初から殉じるのを教義としているなら正しい行動なのでしょうが、実際の浄土真宗は当然そんな事を教義としておりませんし、変化した新浄土真宗すらも王法為本にて世の中と共存を願う宗教。どこに殉じる必要がありますか?」


「……」


「其方らは浄土真宗の徒。しかし浄土真宗は究極的に個人で如何様にも調節が効く教えですよね? 絶対他力が教えの本質なのですから。信じれば済む話。教えを守る為の奉仕精神は立派な修行でしょう? しかし浄土真宗において修業は禁忌ですよ?」


 浄土真宗は絶対他力。

 信じれば済む。

 ボランティア精神も、その他一切合切、信頼以外は必要ない。

 当然、殉じて死ぬ理由など一切ないのだ。


「確かに……」


《沢彦は凄いな……。沢彦にとって浄土教、浄土宗、浄土真宗、時宗など己が悟りに至るに不要な教えじゃろうにここまで異宗派を学びよるとは。ワシは何故前の世で一向一揆と戦う時、沢彦を頼らなかったのじゃろうな? 若さゆえに己で何とかしようと思ったのかのう?》


《そうですね。宗教の呪縛から解放された私でさえ感心してしまいました。頼んで正解でした!》


《未来の折伏は暴力とワンセットなのに! 私、真の折伏を見た気がします!》


《師は決して臨済宗の方が優れていると言わなかったのも上手かったな。他宗派を貶めては争いにしかならん。見事だ!》


 テレパシーで称賛を受ける沢彦は、長い長ーい話のまとめに入った。


「ある意味臨済宗にて修行する拙僧にとっては実に羨ましい宗派ですな。ハッハッハ!」


「……」


「オホン。冗談はともかく拙僧も信仰を迫害されたならば守る為に戦いたい気持ちは確かにある。これは重要な事です。信仰を守る為に戦うのは理解はできます。さて……」


 沢彦は一旦間を取った。

 一同は更に聞く体勢に入る。


「所で斎藤様、織田様もですが、別に改宗しろなどとは一言も述べておりません。そうですね」


「えぇ。法度に従うなら何を信じても構いません」


 帰蝶は断言した。


「ならば、もうお分かりですな?」


「武器を置いて良いのですね……?」


「その通り。浄土真宗の教えに従うなら戦う必要は一切ありません。ならば戦いを強要する僧は浄土真宗の風上にも置けぬ偽の僧でありましょう」


「はい!」


 良蔵は心の底から一揆離脱を決意した。

 良蔵の家を囲む農民も同様だった。

 沢彦による完璧な折伏によって、村民は何ら後ろめたい気持ちを持つ事なく、武器を置く事を選択できたのだった。

 帰蝶もその雰囲気を察し言葉を継ぐ。


「沢彦殿、ありがとうございます。さて、ここからは王法為本な政治の話です。武器を捨て従うなら、今後5年は年貢も雑役も何もかも免除します。食べきれない米や作物があるなら斎藤家で買い取りましょう。5年後からの年貢も今までとは格段に低くなるはずです。さらに斎藤軍が常駐して村を守ります。復興も親衛隊総出で行います。兵役に関しては斎藤の支配が続く限り徴兵はありません」


「……ッ!? ほ、本当ですか!? 噂には聞いていましたが徴兵もですか!?」


「この飛騨は荒れ果てています。戦なんかに駆り出している場合じゃ無いわ。ただ、どうしても戦いたい、あるいは副収入を得たいなら親衛隊の門戸を叩きなさい。給金も出るし活躍次第では家を興すのも可能です。例えば織田家には木下藤吉郎という武将が森殿の側近として仕えてますが彼は元農民よ。今では織田家の有力な若手武将です」


「何と!」


「さぁ、死ぬ必要も無理に守る必要も、ましてや信仰を捨てる必要すらないのは理解したわね? その上で尚も一向一揆に殉じると言うなら、その願いは叶えてあげましょう」


 願いを叶える。

 当然、戦いによって極楽浄土に送って差し上げる事である。

 帰蝶は言葉に殺気を込めた訳ではないが、間違いなくその願いは叶えてくれると確信できる迫力があった。


「も、もちろん従います! 喜んで!」


 こうして長い時間を掛けて村一つの武装解除が成功した。

 まだまだ先は長く時間もかかるが、無血以上の成果を期待しては高望みが過ぎるだろう。

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