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妄想図鑑が世界を変える?【異世界トランザニヤ物語】  #イセトラ R15    作者: 楓 隆寿
第1幕 肉食女子編。 〜明かされていく妄想と真実〜

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『爆弾(ダイナマイト)』な彼女……後編

 





「まだ見つけておらんようだぞ」


 神シロが天上の雲をちぎりながら苛立つ。


「ま、焦らんでも。順調に進んでるじゃないか」


「そりゃそうだが……」


 神シロの答えにトランザニヤの口元が緩んだ。


「ところで……東雲さんは?」


「ああ、握り飯をこさえに行った」


「そうか……飯も食わずに見ていたからな。ははは」


「まぁ下界の一日は、ワシらにとっちゃ……1分ほどだからな」


 二人はニヤリと笑って、下界を覗いた。






 ◇(主人公のゴクトーが語り部をつとめます)◇




 一瞬、ゾワ。

 身体が【覇気】を感じた。

 その瞬間ーー俺の両脇から現れたのは、『AAA級指定個体』。


 木々の隙間から突然、 まるで老獪な巨狼のような魔獣が襲いかかってきた。


「『耀狼シャイニング・ファング』だ。こいつ、強いぞ……気を抜くな!」


 ただならぬ【覇気】を察し、仲間たちに警告を飛ばす。



「させるもんですか!」


 その場から瞬時に飛び避けつつ、

 アカリが【桜刀・黄金桜千貫】を振り抜く。


「巫代流舞刀術、二の型 【風音斬(かなぎり)】!」



 ーービュッ!


 斬撃を飛ばしたアカリの【桜刀・黄金桜千貫】が桃色に閃く。


 ”ガシャーーンッ!”  キラキラキラキラ


 斬撃が『耀狼シャイニング・ファング』を両断し、その巨体はガラスが割れたような音とともに消滅した。


 だがーー跳ねながら『耀狼シャイニング・ファング』がもう一体現れた。



 その瞬間、「ふっ」と息をつき、鞘を握る手に気合いを込める。

 右手で構える【桜刀・兼松桜金剛】にーー魔力(マナ)を流す。


「巫代流抜刀術ーー【牙山太刀】!」


 横一閃の抜刀。 


 シュン!


 振り抜いた刹那ーー【桜刀・兼松桜金剛】が音速とともに黒曜に閃く。


 0コンマ数秒の後、カチン。


 静寂の中、桜刀を鞘に収めたーーその瞬間。


 空気がビリビリと震えだす。


 "ᜰᜰᜰᜰᜰᜰᜰᜰ”


 "バリバリバリィッ!”


 雷の斬撃が、『耀狼シャイニング・ファング』に命中。


「ワオォォォォォンッ!」


 『耀狼シャイニング・ファング』が、それに耐え瞬時に吸収した。


「なにぃっ?」


 思わず声が漏れた。


 『耀狼シャイニング・ファング』の体が雷を纏う。



 次の瞬間ーー「オオオオオォォォンッ!」



 『耀狼シャイニング・ファング』が雄叫びを上げた。

 体を激しく揺すりながら前足をあげ、雷の攻撃がアカリに向かって放たれたーー。


 "バリバリィッ!”



「アカリねぇ、よけりゅにゃ!」


 アリーが魔導銃に指をかけ、庇うように前に出て叫ぶ。

 彼女の膝下が、魔物の雷撃で少し焦げる。


「【ダイナマイト・ウォーター・ブルン】!」


 パメラも同時に詠唱する。その瞬間、真紅の魔法陣が浮かび、アカリの前にまるで水の盾のような壁が浮かび上がった。


 『耀狼シャイニング・ファング』の雷撃をそれが弾く。



「今にゃ!」


 ”バァアアアン!”    キラキラキラキラ


 その瞬間ーーアリーが【魔導銃】で、 『耀狼シャイニング・ファング』を打ち抜き消し去ったーー。


 パメラは額の汗を拭い、アリーはヘナヘナと膝をつく。

 ジュリはアリーの側に駆け寄り、「【ヒール】」を詠唱した。


 アカリは大きく息をつく。

 彼女はどこか安堵したようだ。


 一方で冷静な声がアカリに向けられる。


「ネー、本番はこれからよ」


 そう言ってジュリも額の汗を拭う。


 いつになく仲間たちの表情が重く渋い。


 確かにここまでの戦闘で、疲労はピークだ。

 俺たち以外、この階層まで到達したパーティもいなさそうだしな。

 残念だが、師匠にもまだ巡り合っていないーー

 このダンジョンにいる気配さえしない。


 思考を逡巡させながら、仲間たちの状態を観察する。

 俺の珍しくリーダーっぽい思いを他所に、いきなり名を呼ばれたーー



「ゴク、 ゴクッ」


「いいわねー」


 声のする方に振り向いた。



「呼んだか?」


 俺の言葉を他所にパメラが口角を上げーー

 魔力(マナ)回復ポーションを一気に飲み干していた。



 なんだよ、紛らわしいなッ!

 だが、その悪戯っぽい笑顔を見るとな……。

 良い仲間に、俺は恵まれたな……。


 仲間たちの顔を眺めながら思った。

 背中を預けても、安心できる。


 口元が緩みテンガロンハットの鍔を下げた。



 一瞬、場の空気が和みかけたがーー

 アリーが尻尾を直立させ、【魔導銃】を構える。


「行くにゃ!」


「ああ」


 大きく息をつき、二刀の【桜刀】の柄を強く握った。


 緊張した空気が周囲に漂う。


 ゆっくりと歩み始める中、パメラが大きく背伸びして声に出す。


「気合いを入れなきゃねん」



 ブルルン



 そう言って彼女が爆胸を揺らし姿勢を正す。

 次の瞬間ーー”バアアアアアアアアアアアアアアンッ!”



 彼女の胸の『爆弾(ダイナマイト)』が50階層、ボス部屋の扉を開けた。

 名付けるなら『静と寂』が俺を睨む。


 い、いかん、妄想が……。


 そんな俺を他所にパメラが一言。


「あら、勝手に開いたわ。行くわよ、ゴクちゃん」


 しれっと杖を握り、彼女が艶っぽい目を向ける。


 俺は冷や汗が止まらなかった。


 パメラを先頭にボス部屋に足を踏み入れた。



 ん?、なんか雰囲気が、って感じだな。



 見たこともない光景が飛び込んでくる。


 ボス部屋の中はまるで別世界のようだった。



 暗い背景に浮遊する 蛾のような翅虫。

 その周囲には赤や黄色の奇妙な蔦の長い植物。

 それが眩い光を放っている。



 いつ、階層ボスが現れるか分からない状況。

 俺は仲間たちを見やる。 

 嫌な気配が漂い始めたその刹那、何かの動きを察し、感じ取った。


 シュルッシュルッ!


 まるで蛇の威嚇音のようなーー目の前には真っ赤なスプリットタンが現れた。


 肌に感じる生温かい風とともに、周囲に漂う生臭い匂い。


 ズルズルズル


 まるで地面を引きずるような低重音が耳に残る。

 一瞬、凍える、と感じるぐらいの冷気にゾクゾクっとする。



「来る!」


 俺の言葉とともに、パメラが口を開く。


「三頭を持つ巨蛇の魔獣ーー初めてみるわねん。

 こいつ『SS級指定個体』、『ゴルゴン・キング・サーペント』よん!」


 彼女の声が珍しく震えていた。

 黄金の目に、金色に煌めく鱗を見たーーその瞬間。


 俺は思わずコケた。 

 顔に熱が籠る。


 恥ずかしさを誤魔化しつつ、仲間たちに目を向ける。

 そんな俺を他所に、武器を構え、仲間たちはそれぞれに散開。


 勇気を振り絞るモフモフの尻尾が直立する。


「いっけにゃ─ーっ!!」


 アリーが叫びながら【魔導銃】の引き金を引いた。


 "バァァァァンッ!”


 光弾が放たれた。轟音が響く。三つ首のひとつが微塵に消える。

 だが、すぐにーー左頭の眼が光った。


「目を見ちゃだめにゃ!」


「みんな逃げてーーー!」


 視線が交わった瞬間、アリーと同じく動けずにいるアカリは叫んだ。

 彼女たちの声がボス部屋に響く。


 次の瞬間、アリーとアカリの動きが止まる。

 緊張の中、【桜刀・黄金桜一文字】を右手で強く握りこむ。


「ふぅーー」と息を吐き心を落ち着かせる。

 俺の身体の周りに銀の【覇気】が纏う。

 左手に持つ【桜刀・兼松桜金剛】が黒銀に輝く。


 その時ーーパメラがすかさず動いた。


「【ダイナマイト・ブルン・ファニース】!!」


 真紅の魔法陣が二重螺旋を描き、アカリとアリーを包む。


「【麻痺解除魔法】か、さすがだ、パメラ」


 俺の言葉とともに、その瞬間ーーアリーとアカリが動き出す。


 シュルッシュルッ!


 『ゴルゴン・キング・サーペント』の右頭が赤舌を出し、俺たちに牙を向け襲いかかってくる。


 だが、その瞬間大気が震える。


 ゴゴゴゴゴ……


「燃え盛る火山よ、地の怒りを解き放ち、天より降り注ぐ熾熱(しねつ)(つぶて)よーー」


 ジュリが瞼を閉じて詠唱する。

 その身体が桜色の魔法陣の光に包まれた。


「その深淵の炎で敵を焼き尽くせーー

【ボルケーノ・エクスプロージョン】!!!」


 彼女は目を開き、透き通るような声で叫んだ。


 ジュリは炎属性最大級の魔法を展開した。



 "ゴォォォオォォォッ༅༄༅༄༅༄༅༄༅”



 灼熱の炎球が『ゴルーゴン・キング・サーペント』の右頭を焦がした。

 焦げた匂いと黒煙が周囲に漂う。


 パチパチ


 周囲には火の粉が舞う。やがて、視界は晴れ敵の姿は消えていた。


「やったにゃ!」


 アリーが垂れ耳をはためかせ、飛び跳ねた。


 だが、次の瞬間ーー


 俺は何かを感じ、仲間たちを見て声を上げた。


「まだだ!来る!」


 突然、地を這うように左頭が突進してくる。


 俺はジュリを庇いながら【桜刀】の二刀流で迎撃。

 雷の斬撃で頭を狙ったが、瞬時に避けられた。


 この機を見逃すまいと。跳んだアカリが桃色の髪を靡かせ敵に飛び込んだ。


「巫代流舞刀術 九の型ーー 【卍炎殺】!」


 打ち下ろす【黄金桜千貫】が桜色の業火を纏い閃めく。


 "ゴォー༅༄༅༄༅༄༅༄༅༅༄༅༄༅༄༅༄༅”


 炎を纏う刃が敵を切る。

 しかし硬い鱗に防がれ、

 敵を断つことは叶わなかった。


 ボォ…チリチリ


 一瞬、火花が散り、その飛び火で俺の髪が少し燃えた。


 一方でアカリが悔しそうに声を出す。


「くっ!これでもダメですか……」


 そう言って彼女は敵から離れた。

 その表情には焦りが滲んでるように感じた。


 俺は黙って見てるわけにはいかなかった。


「俺の髪が……」


 刹那、数秒後。

 一歩踏み出し、灰色の瞳を爛々に輝かせた、パメラは身構える。



 ……ってか、パメラ、何をする気だ?



「このッ! あたいはーー蛇の女王って呼ばれてるのよん!!」


 彼女が勢いよく、振り返ったーーその瞬間。


 胸の『爆弾(ダイナマイト)』が激しく揺れたーー。


 

 ”ブルルルルルルルルン”


 

 最大級の竜巻が『ゴルゴン・キング・サーペント』を巻き込んだ。


 

 シャアアアアアアアアアア!


 

 凄まじい回転の中、『ゴルゴン・キング・サーペント』は、

 必死な叫びをあげた。


 

 ”バァアアアアアアンッ!”



 『ゴルゴン・キング・サーペント』がボス部屋の壁に激突した。



 キラキラキラキラ



『ゴルゴン・キング・サーペント』は、その瞬間ーーガラスの破片のような粒に変わり、ボス部屋が赤に染まった。



 静けさの中、垂れ耳をはためかせアリーが声を上げる。


「パメラしゃんが、やっつけたにゃ!」


 彼女は跳ねながら喜びを顕にする。


 その様子を見て安堵したのか、ジュリがパメラに駆け寄る。


「パメラさん、最後のトドメ、マジでカッコよかった!すんごい」


 パメラの胸に飛びつき、全身で喜びを表現していた。



 おいおい……一番凄いのって……パメラの胸の爆風?

 『爆弾(ダイナマイト)』攻撃なのか?

 アリーの【魔導銃】なんかの比じゃないな……。


 思ったが口には出さず。  

 ま、得意技ですけども。


 勝ちの余韻に浸る中、アカリも言の葉を落とす。


「パメラさん……また、あなたに助けてもらいましたわ」


 彼女が深く一礼し感謝を述べる。


 

 すると得意げにパメラも答える。


「あたいの『爆弾(ダイナマイト)』は”最胸”よん!」


 自信たっぷりに『爆弾(ダイナマイト)』をポンと叩く。

 

 その瞬間ーー仲間たちともに飛び避けた。



「危ないにゃ」と、アリー。


「揺れなかった」と、ジュリ。


「パメラさん、気をつけてくださいませ」と、アカリ。


「髪の火、消えたな」と、俺。



 パメラさんや、ほんとっ!気をつけろよなッ!

 ……ってか、本当に威力凄いな。



 焦げた頭でそう思いながら口元を緩め、仲間たちを見つめていた。


 しかし、余韻に浸る時間はわずかだった。

 突然、 ジュリが声を上げる。


「へんダー! 宝箱が出たーっ!早く早く」


 彼女が手招きする。


 するとアカリがジュリの横に並び立ち、「凄い……これは、かなりの当たりかも!」と、珍しい言い方。


 全員がうなずき大きな宝箱へと目を向けた。


「こんな場所に宝箱にゃんて、罠じゃにゃい……?」


 アリーが警戒しつつも尻尾を立て、瞳を輝かせるように言った。


「慎重に開けてみるか。もし罠だったら、俺が対応する」


 俺は宝箱の前に進み出た。


【桜刀・黄金桜一文字】を片手に構え、慎重に(ふた)を開ける。

 

 瞬間、宝箱の中から眩い光があふれた。


 金貨、宝石、魔導具が俺の目に飛び込んでくる。

 そしてーー目を引く、七色に輝く【宝玉の付いた派手な指輪】がひとつ。


 ……これはもしかして……七星の武器じゃないのか?


 精巧なローブや防具まで、中身は目を疑うほどの財宝だった。

 他にも、古びた巻物が収められていた。


 アカリがその中の一枚、地図を広げて見つめる。


「これは……大当たりすぎるわねん」


 パメラが声を上げつつ、銀色に光る白金貨を手に取る。


「俺たち、凄いの引いちゃったな……」


 俺は宝箱を丁寧に、『アイテムボックス』へ収納した。


 仲間たちにも笑顔が溢れていた。

 そんな中、アカリが地図を見ながら、解読を始める。


「見て、この地図、ポータルの位置を示してるわ。どうやらこの階層は下の階へと繋がってるみたい。きっと転移ポータルが隠されているのよ!」


 すると、ジュリがさりげなく奥を指さした。


「へんダー、この宝箱の後ろに……階段があるよ!」


 彼女の声は驚きを隠せないほどの音量。

 見ると確かに下へ続く階段があった。



「ヨシ!進むぞ!」


 俺は気を引き締め慎重に階段を下りた。


「すごいな」


 驚きの一言が思わず漏れた。

 そこには幻想的な光景が広がっていた。

 暗闇の中に浮遊する無数のクリスタル。


 そしてーー揺れる数種の奇妙な植物。


 その中心には金の魔法陣が浮かびーー

 【転移ポータル】が目の前に現れた。

 

 恐る恐る近づくジュリが口を開く。


「これって……もしかして?」


 確認しながらアリーが答える。


「そうにゃ!これは確定にゃ!」


 彼女の口元が綻ぶ。


 俺は疑心暗鬼になりながらもアリーに尋ねた。


「もしかして、ダンジョン……クリア、ってことか?」


「そうにゃ!こにょ転移ポータルは色が違うにゃ、

 だって赤いにゃ。通常にゃら黄色いにゃ! 

 これはダンジョン完全踏破の証にゃね」



 アリーの表情は確信が宿ってるかのようだ。


 どうやら俺たちはダンジョンをクリアーー 踏破したようだ。


 

 そして、パメラが紫の髪を靡かせ俺の肩をポンと叩く。


「クリアおめでとう、ゴクちゃん!今日は本当に最高だわ!」


 彼女が笑みを浮かべ俺を見つめる。


 

 一方でジュリの横に立っていたアカリも声に出す。


「おめでとうございます。ダー様がお持ちの……”お宝”に期待していますわ」


 囁くような吐息が耳にかかり、俺は背筋が震えた。


 その囁きは甘いが、いや、鋭い牙だな、と俺の心を抉った。


 他方、ジュリとアリーが抱き合いながら笑みを浮かべる。


「みんなで帰りゅにゃ!」


 アリーがフリフリと尻尾を揺らし、垂れ耳をピクピクとさせる。


「ああ……」


 金色に光る魔法陣の上、赤い【転移のポータル】に向かい、

 俺たちは足を踏み入れる。



【"シュ──── ──── ──── ン”】




 景色はガラリと変わり、一瞬目が眩んだ。

 雲ひとつない空が青く澄む。


 ダンジョンの出口から足を踏み出す。

 出口の前に立つ、ギルド職員らしき男と目が合った。


「も、も、もしかして君たち、と、踏破したのか??」


 そう言われながら、職員に目を丸くされた。


「「「「「 イエ─ス!!!!! 」」」」」


 タイミングはバッチリ。五人で答えた。


 驚きを滲ませる職員がその瞬間、

 丸くしていた目を細め、にっこり親指を立てた。


「これをギルドに」


 差し出された【攻略証明書】を仲間たちが受け取る。


 証明書を手にした瞬間「やった!」と、全員で笑い合った。


「ギルドに証明書を提出しに行くので、これで」



 ギルド職員にそう告げて、支部へ向かったーー。

 そして、俺は一人で戦ってきた”過去の自分”につぶやく。


「仲間っていいもんだな」









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 引き続きよろしくお願いします。




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