表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
妄想図鑑が世界を変える?【異世界トランザニヤ物語】  #イセトラ R15    作者: 楓 隆寿
第0幕 序章。 〜妄想図鑑と神代魔法士〜

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

27/108

『赤』と口下手ゴクトー (『赤』シリーズ後編)

 



「おい、寝てるのか、シロ!」


「……スーピー」


 神シロが寝息を立てている。


 黒銀の目の友は小さく肩をすぼめ、呆れながら下界を眺めた。



 ーーその頃ゴクトーは、師匠の妹たちに翻弄されていた。




 ◇(主人公のゴクトーが語り部をつとめます)◇





「ちょっと── !

 さっきからずっと、ネーの脚の間、ばっかり見てるじゃな──いっ!! 」



 ジュリの咆哮とも取れる怒声が部屋に響いた。



 がおーって感じ。 貴方は魔物か? 

 

 

 そんな思いを抱く中、アカリがその発言に艶のある表情で反応する。


「あらあら、ジュリったら、怒らなくてもいいのよ……」


 隣のジュリをチラリと横目で見ながら、


「わざとなんだから……」


 彼女は口元を隠し、早口で俺だけに聞こえるように漏らす。


 ……っえ?! こわい。 

 それって、マジで言ってるッ!?


 口には出さず深呼吸し、呼吸を整えた。


 その瞬間ぐわんーー目の前は暗くなり、闇に呑まれる感覚に。

 身体がふわっと浮いたような錯覚に陥り、

 カチッとした音とともに”癖”の世界に俺は入った。



 【妄想スイッチ:オン】


 ──ここから妄想です──



 『妄想図鑑』のページが、ぱらっと開いた。



「ドキドキドキドキドキ!そこ、どいとくれよ!」



 俺の心臓がむしゃらに走り抜けるーー名付けるなら『江戸っ鼓動』。


 【妄想スイッチ:オフ】


 ──現実に戻りました──



 『江戸っ鼓動』は、消えるように吸い込まれ、図鑑に収まった。


 意識を取り戻し、我に帰る。


「何っ! 今、見えたの?」


 思わず漏らしながら額を拭う。


 もう全身汗まみれだ。

 

 アカリさんや、変な発言はやめてくれ。

 こんな状況でおかしくならない訳がない。


 そりゃ癖も出るさ。わかるだろ? 

 これって、俺の理性、持つのかッ!


 胸中複雑になりながらも、冷静になろうと唾をごくりと呑み込んだ。


 二人は俺の反応をどう見ていたのだろうか、と。


 一瞬頭を掠めた。


 多分、さっきの『何っ!今、見えたの』発言が、勘違いされたのかもしれない。

 

 場に漂う緊張感がピークに張り詰める中、

 空いた窓から風が舞い込み、アカリの艶やかな香水が部屋に漂う。

 彼女の汗が入り混じった匂いが鼻腔をくすぐり、思わず”デレ顔”になってしまう。

  

 その瞬間、ジュリは頬を丸くし、アカリの表情も変わった。

 事態はさらに混沌とした空気に包まれていく。

 

 スッと足を開いたアカリは、頬を朱く染め、


「……二年前、失踪ですか……また、突然」と。


 零しながら俺の目をじーーと”見詰める”。


 又、突然ーーって、それ、殺し文句かッ! 

 見てるこっちが、恥ずかしすぎるだろッ!


 感情は昂り、耳まで赤くなった。


 部屋の空気はさらに上昇を続ける。


 一方で、アカリの仕草が気に入らないのか、「もぅーーっ!」と。

 肩を落とすジュリの頬は限界まで膨らみ、赤くなっていった。


 そんな中、アカリがここぞとばかりに話を切り替え、余裕たっぷりに艶っぽい唇でさらに追い打ちをかける。


「でも、このくらいで動揺するようじゃ、兄様の代わりなんて務まりませんわよね」


 彼女は「ふふん」と、鼻から抜けるような声で俺の顔を見上げた。


 次の瞬間、彼女の美脚が組みかえられる。


 その仕草は大胆かつ優雅、……って呑気に言ってる場合かっ!


 どこか気品に満ちた組み方だ……なんて、感嘆した自分が憎い。


 気のせいだろうか? 甘い香りが鼻に残る。 


 ふ、ふざけるなよ。 よし、忘れよう。 全部。


 そんな俺をよそにアカリは真顔に戻り、言葉を紡ぐ。


「私たち、ゴクトーさんと同じ理由で、ここに、辿り着いたの……」


 その言葉に思わず息を呑む。

 彼女は大きく息をつき、肩を落とした。


 諦念と期待……それが交錯したような表情を見せる。


 俺が引き寄せたみたいに感じたのは、気のせいだろうか。

 姉妹との間に、奇妙な縁を感じる。

 

 思考が海に沈む中、アカリは先ほどとは打って変わり、涙を潤ませていた。

 

 場には、しんとした空気が張り詰めていく。

 そんな姉を見て、ジュリが矛先を俺に向けた。


「もう!兄様のこともそうだけどさ、貴方の目線が気に入らないのよね!!」


 声も毒々しい。


 つっけんどんな態度だし。

 苛立ちも滲んでーーこれって俺のせいなのかよ?


 困惑と反発が渦巻く中、


 「目線が気に入らないってなぁ……」


 不貞腐れつつ、声が漏れた。


 目の前でパンツ見せられたらなッ!

 男なら誰でも気になるんだよッ!

 いいか、誰でもだぞ! 断言できるぞッ! 

 こんな状況なら尚更だ!

 

 しかしすげー目だな、そんなに唇を尖らせるなよ……ったく。


 もちろん口には出さない。いや、出せないのが正しい。

 

 俺の顔色が変わったのに気づいたのか、アカリはしなやかな指で涙を拭う。

 さらに彼女は口角を緩め、ジュリをたしなめた。


「落ち着いて。ふふふ」


 彼女の声のトーンが一段高い。

 まるで揶揄うようだった。


 

 嘘泣きだったのか?


 

 アカリの真意が掴めず、さらに葛藤する。


「落ち着いて。ふふふ」の一言が、

 ジュリをいじけさせたのかーー「ふんっ!」と、

 まるで”フグ”が怒ったような顔のまま、背を向けた。


 あらら、随分棘棘しいね、拗ねちゃったよ。

 どうするよ、これっ!


 俺はため息をつきつつ、この場を取り繕う方法を模索する。

 だが、女性に不慣れな俺は、対処の仕方など知る由もない。

 

 俺の身にも、なれよってんだッ!


 思わず口から漏れ出そうになった。


 姉妹のそれぞれの動きに困惑する中、俺はある言葉を思い出していた。


 

 それは旅の途中、屈強な女性冒険者とすれ違った時だ。


 強風吹き荒れる中、赤髪と大きく開く白シャツの胸元をーー快活に砂利道を音を鳴らし踏みしめる度に靡かせるその姿に、俺の目が釘付けになった時だった。 


「師匠、やっぱり女性は鍛え上げると、胸は筋肉に変わるんですね」


 揺れない胸元に漏れ出た、俺の率直な言葉。

 若かりし頃は、恥ずかしげもなく、よく師匠に尋ねていた。

 

 その言葉に師匠が小さく耳打ちする。


 『外見からは、人の姿は判断できないぞ、ゴクトー』

 

 今のアカリやジュリの態度が、師匠の言葉を想起させた。


 さらに過去の記憶が頭をよぎる。


 孤児院で俺を育ててくれたシスターも”この手”の類。


 孤児院を出る際、冒険者になると決め、シスターに別れを告げたーーその時。

 シスターも昔は冒険者だったと、恥ずかしそうに話してくれた。


 その時と同じ感情が俺の胸中で爆発する。


 こんなの、冷静でいられるわけーー


 な・い・で・す・け・ど・も……!


「・」が俺の心中だ。 察しろッ!


 嘆息しか最早出ない。


 一方のアカリは、意味深に俺をじっと見つめたままだ。


 じとりとした汗が額に浮かぶ。俺の感情は崩壊寸前。


 そんな俺を他所に一瞬ジュリが振り返り、眉に皺を寄せる。


 カチンと固まったよ。 まるで汗を凍えさせるような視線だよ。


 まいったな。 おい。


 思考を巡らせるが、解決策など俺には到底ない。

 どこか妙な空気が漂う中、一拍置いて、アカリが真顔で俺に尋ねる。


「……ゴクトーさん、兄様がいなくなった後、どうしていたのですか?」


 その声は先ほどまでとは、ほど遠く感じるほど穏やかだった。


  その顔、さっきとはちがーう?

 ……ってか、何か企んでる?


 次の瞬間ーー足を組み替える度、チラリと覗く『赤三角』に、妄想眼”死線”が動きを停止した。


 頼む……勘弁してくれ……。

 これ、なんのアトラクション!? 

 有り得ないぞっ!


 思いながらも冷静ではいられないのが現状。


 溶けた汗が目に染みる。 


 追い詰められた状況の中、喉の奥から声を絞り出す。


「……師匠を探して旅を続けてた。ここに来たのも、新ダンジョンの噂を耳にしたからで」


 二人は黙って俺の話に耳を傾けていた。


 なぜかただならぬ緊張感が漂う。

 沈黙がやけに長く感じられたのはそのせいだ。


 静まり返る部屋の空気を裂くように突然、ジュリが身を翻す。


「同じだ!」

 

 彼女の緑の肩紐が一瞬目にチラつく。


 ジュリのその仕草と声が、肩を跳ね上げる『鼓動』を脅かす。

 


 「ビックリするでしょ! 

 もうっ! ジュリさん、落ち着いてくださいよ。旦那もそう思うでしょ!」


 『江戸っ子鼓動』が、『妄想図鑑』から顔を覗かせ、俺に言った。


 その行動にヒヤリとさせられる。


「鼓動、動くな」と心で命じる。


 だがジュリのその顔には、なぜか笑みが溢れていた。 


 なんでだ? 怒るところだろ?


 疑問に思いながらも俺は精一杯紡いだ。


「すまない、俺も”ねじれ”ぐらいしか手がかりがなくて……」


 姉妹に深く頭を下げた。


 静寂がまるで、俺たちを包みこむーー。


 しんとする中、俺は徐々に顔を上げた。


「……っく!」


 視線の先には例の赤ーーアカリはどこか満足げな表情をしている。


 そして彼女が間髪入れずに問いかける。


「ゴクトーさんは、『ヤマト』のご出身なのですか?」


 そう言う彼女の表情は柔らかい。

 けれど、何かが違う。


 俺の目をまっすぐ見てはいるが。

 言の葉の裏に、秘められた意図が見え隠れしている。

 だがそれが”何か”はわからない。

 俺はただ困惑し、さらに混乱した。


 ”諦めモード”で口下手ながら、ゆっくり答え始めた。


「『ヤマト』の人かどうか……正直、それもわからないんだ。十歳くらいまでの記憶が全く無い。気づいた時には、道端で倒れていたらしい。

 目が覚めたら『コリン聖教会』の孤児院にいたんだ。シスターに連れられてな」


 深呼吸をして続ける。


「あの日……シスターに頼まれて、孤児院の仲間たちと、日課の採取に出かけたんだ。でも、途中で魔物に襲われて、みんなで必死に逃げている所を、偶然通りかかった師匠に助けてもらった。それが……俺が冒険者を目指すきっかけだった」



 深く息を吸い、吐き出す。


 うまく伝わっただろうか?

 俺は喋りは苦手だ。女性とはうまく話ができない。


 だがそんな俺の話に、姉妹の表情は真剣そのもの。


 恥ずかしくなって、目をそらしつつ話を紡ぐ。


「孤児院のみんなも、師匠の姿に憧れていた。だけど、師匠が声をかけてくれたのは……俺だけだったんだ。『冒険者になってみるか?』って。その一言が凄く嬉しくて……俺は師匠に頼み込んで弟子にしてもらった。それで仲間たちとは別れ、孤児院を出たんだ」



 ふと、師匠との日々が甦る。


 夜中、こっそり盗賊たちのアジトに潜入したときのことだった。


 あれは……師匠が【桜刀】で盗賊たちを一瞬で薙ぎ倒した、忘れられない場面だ。


 刀が月光を反射して黒曜のように煌めき、敵は刃に触れた瞬間、沈黙した。


『ゴクトー……この【桜刀】は人を殺すんじゃねぇ、活かすためのもんだ。

 ……それを決して、忘れるなよ。はっはははは』


 そう言って、不器用に笑った師匠の顔が頭に浮かんだ。


 話が逸れたが、他方姉妹の表情は硬い。


 ジュリが疎むといえば正しいのだろうか? それとも羨むなのか?

 そんな眼差しを俺に向ける。


 言葉に詰まりながらも、再び口を動かす。


「桃色の髪の妹たちの話も、師匠の”口蘇らせの魔法”で聞いたんだ。

 だから……君たちと会えたのも、不思議な縁なのかもしれない」


 姉妹は失望しているかのようだった。

 二人とも気落ちしたのか、肩を落とし、視線は床に落ちていた。


 そんな顔されても辛いのだが……。


 ふと、俺は師匠の事を思い浮かべた。


 満天に煌めく夜空を眺め、一緒に飲んだ、あの夜のことを思い出す。


 『人の心は簡単には読めないんだぞ、ゴクトー』


 あの夜、師匠がポツリと言った言葉。


 あれが最後だったな。


 師匠の言葉が心に染み入る。気づけば俺の目には涙が湛えていた。

 堪えながら話を紡ぐ。


「師匠は厳しかったけど、とても優しい人だった。色んなことを教えてくれて……俺を一人前の冒険者にしてくれた。師匠がいなければ、今の俺はない。

 本当に、感謝してるよ」


 深く息を吸ってーー


「それと師匠からの伝言だ! 『オレは元気だから、はっはははは』って言ってたよ」


 その言葉を聞いて姉妹は涙を浮かべ、黙っていた。


 なんだよ、そんな顔して。

 余計泣けるだろうが……。


 耐えられなくなった俺の頬にも一筋、また一筋と、どこか温かい雫が流れた。


 そこから師匠『ナガラ』の話で盛り上がり、気づけば夜が白んでいく時間に。


 俺たちどんだけ話してたんだろ……。


 結局俺たちは、パーティーを組むことになった。

 とはいえ、俺の頭の半分は別のところに意識が向いていた。


 というのも……『赤いパンツ』が、まるでこちらの思考を読んでいるかのように、存在感を放っていたから。


 マジで、わざとやってるだろッ!

 この空気感で“開く”とか、もはや、尋問じゃなくて拷問じゃんかッ!


 俺は思いながらアカリに視線を飛ばす。

 すると、彼女が笑みを深めた。


「ふふふ……少しは緊張が、とけたかしら?」


 そう言って白々しい目で俺を見返す。


 いや逆ですっ!

 むしろ、限界きてますっ!


 大声で叫びたくなった。

 顔に血が昇るのがわかる。


 一方のジュリもどこか呆れたように肩をすくめ、ソファに肘をつき、その目が俺を射抜く。


「ったく……本当に“見る人”ね……」


 ため息混じりのジュリの言葉は、さらに俺の胸を深く抉る。


 俺の熱が一気に10℃は上がった気がした。

 すぐにアカリが反応する。彼女の口から出た言葉が酷い。


「だって、見せる人がここにいるんだもの……当然でしょう?」


 まるで悪戯っ子のようなアカリの声に、

 胸の『鼓動』は爆発寸前。         



 おいっ!俺が真剣な話をしてたってのに、

 何、この姉妹の余裕感……!!


 動揺したさ。


 だが、姉妹の目つきは変わらない。


 まるで場を支配しているような姉妹の顔。 


 気まずくなり口を開く。


「そろそろ……」


 限界を感じた俺はそう切り出した。


 ようやく窓の外が橙に変わってくる。

 合図したかのように、アカリが立ち上がる。


 そして、まるで何事もなかったかのように、スカートの裾を整えながら言った。


「……でも、今日は本当に来てくれてよかった。ゴクトーさんと話せて、本当に良かったわ。あなたのことが少し、わかったから……ありがとう」



 その一言が不思議と胸に響いた。

 お開きの……破壊力は計り知れないが……。

 それでもーー姉妹の兄を想う真剣な気持ちは……嘘じゃなかったな。


 俺の思いを他所に、どこか名残惜しそうに振り返ったアカリは、最後にこう囁いた。


「それにしても……ゴクトーさんって、可愛い反応するのね」


 これって、完全に弄ばれてたよなっ!


 心中は悔しいが。

 もうへとへと。


 彼女たちの部屋を後にし、朝日が昇る中、赤い残像だけが妙にくっきりと目に焼きついていたーー。 



 ほんとなら、朝日が焼きつく……なのだろうな。



 そんな俺は廊下に出るとすぐ、女将さんと鉢合わせた。


 女将さんの口が素早く動く。


「あらまぁ、別部屋じゃなくてもよかったんじゃないの?

 若いわねぇ、ほんとにーーふん!」


 ジロリと睨まれ、鼻息混じりの捨てゼリフを頂戴しました。


 ……っえ?、なんだ……何か、悪いことした?


 内心訳もわからず階段を降り、自分の部屋へ戻る。


 即ベッドにダイブした。


 やっと落ち着ける……。


 だが、思ったのも束の間。


 ドンドンドンドンッ!!!


「!!??」


 扉を激しく叩く音に飛び起きる。



「お客さん! 起きて! チェックアウトの時間!」



 女将さんの声が容赦なく響いてくる。


「ふん!」


 鼻息混じりの「ふん」がさらに、追い打ちをかける。


 どんだけ怒ってんだよ!


 思いながら俺は天を仰ぐ。


 気づけば頭の中で、『ふん』と『赤三角』を考え天秤にかけていた。


 いや、どう考えても『赤』の勝ちだよな。


 結論がついた俺は苦笑し、ベッドから這い出たーー。


















 お読みいただき、ありがとうございます。


『赤シリーズ』完。

 

 次回また新たな展開が……



 気に入っていただけたらブックマークをお願いします。

 リアクション、感想やレビューもお待ちしております。

【☆☆☆☆☆】に★をつけていただけると、モチベも上がります。


 引き続きよろしくお願いします。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ