*【作中補足】兄、ナガラ
アカリとジュリはズードリア大陸から遠く離れた島国で育ち、平穏な日々を送っていた。
『ヤマト』の国は、ズーラシア大陸から海を挟んだ島国。
(*ズードリア大陸マップ。ヤマトの位置)
(*ナガラのイラスト)
* 神代家および関係家系図(ヤマト国)
■ 神代家
ヤマト国を統べる本家にして、大将軍職を代々務める。
武と魔を司る“神代の血脈”を継ぎ、【神代魔法】および【舞刀術】の源流を成す。現当主は以下の通り。
• 大将軍 神代正嗣 (かみしろ まさつぐ)
ヤマト国の現国主。武芸・政務・魔導のすべてに通じる稀代の将。
威厳と慈悲を併せ持つが、時に冷徹とも評される。
■ 巫代家
神代家の分家にして、文と医を司る家柄。
古より神代家に仕え、政務・医術・儀式に通じる名門。
家紋は“桃桜と月環”。
• 当主 巫代長門(みしろ ながと=ナガト)
神代家筆頭家老。温厚ながらも決断力に富む。
家督を継ぐ男子に恵まれず、のちに養子を迎える。
• 正室 巫代美里
ヤマト随一の名医。御典医として大将軍家を診る。
薬学と魔術の融合理論を体系化した人物。
• 養子 長良(ながら=ナガラ)
異国より迎えられた若者。文武両道にして才覚抜群。
後に「SS級冒険者」として大陸に名を轟かせる。
家督継承を許され、【黄金桜一文字】【兼松桜金剛】の二刀を授かる。
• 長女 朱里(あかり=アカリ)
巫代家の嫡女。才気と理知に満ちた女性で、母譲りの医術と魔導に秀でる。
後に冒険者となり、義兄ナガラの行方を追う。
• 次女 樹里(じゅり=ジュリ)
姉を慕う快活な少女。魔導士として天賦の才を持ち、【多重魔法】を自在に操る。姉と共に“宿命の旅”に出る。
■ 家老 品川家
武を尊ぶ将家。代々、神代家の武門を統べる。
巫代家とは古くから姻戚関係を持つ。
巫代家の家督継承問題に際して、長女アカリとの縁談を進めた。
■ 家老 巫代松浦家
巫代家の分家。
長門の妹・茅野(かやの=カヤノ)が嫁いだ家であり、医術と呪術の両面に精通する。古文書や魔導書の管理を担う“文の家”。
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