『ろ』
ローファン【ろーふぁん】
ローファンタジーの略。
→ローファンタジー[ファンタジー]【ろーふぁんたじーふぁんたじー】参照。
ローファンタジー[ファンタジー]【ろーふぁんたじーふぁんたじー】
なろうのジャンルの1つ。現実世界に近しい世界にファンタジー要素を取り入れた小説。
世界には実は魔法などの異能が存在し、一般人には秘された戦いを行なっている。というのがライトノベルにおいてかつての主流であったかと思うが、なろうにおいては世界全体に異能が知られているような作品が多い。特にゲーム的なダンジョンが地球に出現するという作品が多く見られる。
ログアウト【ろぐあうと】
現在使用しているコンピュータやネットワーク、ウェブ上のサービス等から出ること。それらを使用するために入ることはログインと言う。
→ログイン【ろぐいん】参照。
VRゲームジャンルにおいては作中のVRMMOから現実世界にシーンを移す際、「ログアウト」または「logout」と記載される場合が多い。
同ジャンルにおいては、ゲーム内からログアウトできず、ログアウトする(現実世界に帰る)手段を模索するパターンの作品が一時期非常に流行した。例:『ログ・ホライズン』など。
ログイン【ろぐいん】
コンピュータやネットワーク、ウェブ上のサービス等を利用するためにユーザIDとパスワード等を入力してそこに入ること。そこから出ることはログアウトと言う。
→ログアウト【ろぐあうと】参照。
なろうのアカウントを有している場合、同等の手順でログインが可能。
VRゲームジャンルにおいては現実世界から作中のVRMMOにシーンを移す際、「ログイン」または「login」と記載される場合が多い。
ロスト【ろすと】
失ったと言う意味の英単語lost。
ゲーム用語として永続的に失うこと。
アイテムロストと言えば、該当の道具が修理や奪還出来ない状態で失われること。また手にしようとしたら再度入手または再作成する必要がある。
キャラロストと言えば、死者が復活できるゲームにおいても、復活できない状態で死亡すること。
ロボット【ろぼっと】
明確な定義ができない類の単語。ロボと略されることも多く、その場合は直前にどのようなロボットであるかを示す言葉が付属することが多い。例:巨大ロボ。
辞書的には人間の代わりに作業を自律的に行う機械装置であるなどと記され、産業ロボットなどはこの区分に含まれる。しかし例えばソニーの『AIBO』のようなペットロボットは作業を行わないためこの定義に含まれないが、一般的にロボットと目されるところである。
そもそもロボットという言葉の語源は1920年、カレル・チャペックによる『R.U.R.』に登場する造語であるが、ここでのロボットは科学的に肉体を合成された人造人間であり、現代人が一般的にロボットという言葉から連想するような機械でもない。
また特に巨大ロボ・巨大ロボットと呼ばれる、高さ10m程度以上で人間が指示を出すまたは乗り込んで操作するタイプのロボットが創作には存在する。
初出は漫画『鉄人28号』で、主人公たちが遠隔操作する巨大ロボであった。その後『マジンガーZ』や『機動戦士ガンダム』シリーズなど搭乗して操作するタイプの巨大ロボが主流となり、日本のサブカルチャーにおける一大ジャンルを築きあげた。
ちなみにこの巨大ロボであるが、多くの人間がロボットと言えばこれらを思い浮かべるにも関わらず、実はロボットの定義的にはロボットではないとも言える。
なぜなら自律行動をしないためである。操縦するということは人型をした戦車のようなものであり、ガンダムでこれらをロボットと言わず「モビルスーツ」という表現をするのはそのためである。
まあ、こういうこと言い出すとマジで面倒臭くなるのでとりあえずロボということにしておけ。いいね?
魔法で動くロボもありだからね?『魔法騎士レイアース』とか。
なろうにおいてもSFなどを中心にロボットものとして巨大ロボを扱う作品は存在するが、巨大ロボものは小説でウケないという表現がしばしばなされる。
むろん例外もあり、ライトノベル全体で言うと『フルメタル・パニック!』、なろうの書籍化作品では『Knight’s&Magic』など。
挑戦しても良いかもしれない。わたし?『上海蒸汽朋克姑娘 ~ シャンハイ・スチームパンク・ガール』って作品で、1930年上海租界舞台に道教で武侠で蒸気機関なロボットもの書いたよ。
ロマンス【ろまんす】
原義的には古典的ラテンへの対比として大衆的ロマンス。転じて大衆向け、特に空想的なものを含む創作物を示す。中世騎士物語もロマンスと言われる。
だが現代においては恋愛ものを示す意味が強い。
ハーレクイン社の出版する書籍を中心に、大人の女性主人公が社会的地位の高いイケメンに見染められてハッピーエンドを迎えるという文脈である。
特にロマンス小説においてハッピーエンドは必須要件とされ、ロマンス小説を名乗りながらバッドエンド・ビターエンドは禁じ手である(恋愛小説でバッドエンドを書いてはいけないという意味ではない。バッドエンドなのにロマンスを名乗るのがダメ)。
ロリ【ろり】
ロリータの略。一般的にはローティーン程度の年齢までの可愛らしい外見の少女のこと。
この愛好者をロリコン(ロリータ・コンプレックスの略)と言う。ロリコンという用語の語源はウラジーミル・ナボコフの1955年の小説『ロリータ』であるが、用語として使われるようになったのは1970年代後半、80年代前半にはロリータポルノが人気を博したが後に規制を受けて映像や写真の流通は無くなった。
実のところロリ・ロリコンという言葉は医学的な定義ではなく、彼我の年齢差も入るため、一概に定義はできない。10歳の少年が9歳の少女に恋したとしてもそれは普通の話であるが、40歳男性が17歳女性に恋をしたとなると、ロリコンと目されることは多々あるであろう。
低年齢や小動物などかわいらしいものに庇護欲をそそられることは生物として自然なことであるが、性欲を抱くかはまた別の話でもある。
特に創作においてロリは外見的な要素としての要望が大きく、
合法ロリ:18歳以上であるが外見が幼い。
ロリババア:長命種や不老などのキャラが人間で言えば老人とされる年齢以上であるが外見が幼い。
のじゃロリ:言動が古めかしいが外見が幼い。ロリババアと同時に使われることも多い。
などのキャラクターも存在する。
ロリババア【ろりばばあ】
ロリの一種。
→ロリ【ろり】参照。




