表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/30

第十三話 カツ丼屋にて

高校生男子4人の会話のみ。

名前は一切出してませんが、順番に会話してますのでそれでキャラを判別下さい。

「いえい、着いたぞー。さあ食うぞ、カツ丼ー」


「ああ、そうだな」


「超腹減ったー」


「……」


「ここって選択肢ふたつだけなんだよな」


「ああ、ソースカツ丼と卵とじのふたつな」


「今日はどっちにするー?」


「……」


「あー、くそー、迷うな!」


「どっちもうまいからな」


「俺はソースカツ丼かなー」


「……」


「もっとメニュー増えてもいいのになあ」


「まあ、定年で会社退職した親父さんが趣味でやってる店だからな」


「だけどさー、ワンコインで大盛りもオッケーなんだから、食い盛りの俺らにゃいい店だよなー」


「……」


「まあ、高校の帰り道にあるし、ついつい寄っちまうよな。うまいし量もあって腹も膨れるし」


「俺はこの後予備校もあるからな。ここでしっかり食っとかないと倒れかねん」


「あー、俺もバイト前にかっ込む感じだよー。じゃないと働けんわー」


「……」


「じゃあさっさと決めようぜ。遅刻したらまずいんだろ?」


「ああ、俺は今日は卵とじにするかな。あのふわとろの卵の触感がたまらんからな」


「あー、俺も好きー。玉ねぎのしんなり加減もいい感じだもんなー。でも俺は今日はソースカツ丼。カリッと香ばしい衣の感触に早く出会いたいぞー」


「……」


「ああー、俺はどっちにしよ」


「人に早く決めろと言っといて優柔不断な奴だな」


「なんでそんな迷うー? しょっちゅうきてんのに。笑えるー」


「……」


「うっせーよ。あ、そだ。俺と半分こにしね? そしたらどっちも食える」


「断る」


「えー、やだ」


「……」


「んでだよ!?」


「俺は自分の分は自分だけで食べる主義だ」


「野郎と半分こ? なんてきっしょー。これが可愛い女の子だったら大歓迎だけどー?」


「……」


「くっそー、別にいいじゃんか。……いーや、今日は俺もソースカツ丼で」


「つかおまえこの会話何度目だよ。学習しろよ」


「まーまー、じゃあ注文……っておまえは決まったかー」


「ソースと卵、両方で」



「「「それもあったか!」」」


最近の食漫画は面白いの結構ありますよね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ