表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
36/41

サバイバルゲーム 5

どのくらい歩いただろう。それよりも制限時間は大丈夫なのだろうか。現実世界で十二時間経過すれば急速に老化して死亡する。時計がないから時間は分からない。全てはゴールにある。

 幸いにも恐竜や人食い植物とは遭遇していない。神殿ということで特殊な結界でもあるのだろうと勝手に予想した。もちろん根拠はない。

 すると神殿の入り口が見えた。見た目はパルテノン神殿の色を黒くしたような感じだ。

 神殿へと入ろうとすると門番の存在に気がついた。この場合起きるイベントは予想できる。すなわち門番との戦闘。

 門番は二人いる。それも巨漢だ。武器は剣だろう。

「この先に進む者。我を倒してみよ。」

ベタなセリフだと思った。笑っている場合ではない。この状況はまずい。まず私には武器がない。仲間もいない。相手は二人。どれも私が不利であるということを伝えている。

 どっちみち絶体絶命だという事実は変わらなかった。どちらを選択したとしても。

 絶体絶命のピンチ。門番は私に襲いかかった。私は目を瞑った。

「最初は・・」

ゲームオーバー。死。この言葉が私の脳を横切る。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ