276・はじめての よくしりょく
|д゜)ファルコン部隊の存在をすっかり
忘れていた(こっそり273~275話を修正)
「何とか無事、終わりましたー」
王都・フォルロワ―――
そこの冒険者ギルド本部、本部長室にて、
私が報告すると、
「おう、お疲れ」
「お疲れ様でした」
グレーの短髪に白髪の混じった、細マッチョな
本部長と、
そしてブロンドの短髪の、端正な顔つきの
アラサーの青年が一礼して返してくる。
冒険者ギルド本部長にして前国王の兄、
ライオネル・ウィンベル様と、
現国王、ラーシュ陛下だ。
「さすがに3万人ともなると……
受け入れにも限界がありますからね」
「それを船ごと受け入れてくれるというのは、
さすがに大国というべきか」
金髪を腰まで伸ばした童顔の女性と、
秘書風の眼鏡をかけたミドルショートの黒髪の
同性が、呆れるように話に加わる。
サシャさんとジェレミエルさんが言って
いるのは―――
例のザハン国の船団及び、その乗員を引き取りに
来てくれた、ランドルフ帝国とドラセナ連邦にの
事だ。
彼らがウィンベル王国を訪れてから、
十五日ほど経過した後、
こちらの要請を受けて、両国が船団を派遣して
くれたのである。
「しかし、船の魔導具まで元に戻したの
ですから……
あれほどの船団を寄越してもらう必要は
無かったかも知れませんね」
「いや、全員が大人しく連行されてくれる
保障もないだろう。
途中で気が変わるヤツも出て来るかも
知れんし」
ライさんの指摘に、それもそうかと自分の
頭をかく。
ランドルフ帝国とドラセナ連邦―――
双方が迎えを寄越してくれたのと同時に、
彼らの『無効化』を解除する予定だったので、
船も沿岸に集めて、半分は乗船してもらい、
ザハン国代表であるタクドルさんに、
『今後、非人道的な事を子供に行わない』
とフェンリルのルクレセントさんに誓わせ、
そして私は上空で、数体のワイバーンライダーに
紛れ、ルクレさんが遠吠えをしたところで、
能力を発動。
「この世界、魔法を使うのは……
・・・・・
当たり前だ」
こうして私は彼らの魔法無効化を解除した後、
歓声が上がり、さらにファルコン部隊とやらが
数体飛び上がるのを確認した後、その空域から
離脱、
そのまま王都・フォルロワへと帰還―――
ギルド本部には陛下も待機しており、
直々に作戦終了を報告したのだった。
「今回も戦闘にならずに済んだか。
後は彼らが本国に戻った後……
うまくやってくれる事を信じる他ない」
ラーシュ陛下がため息混じりにそう語り、
「まあ、慎重にはなるだろうよ。
何せ、一千隻の大船団を一切の被害無く、
至れり尽くせりで追い返したんだ。
相手がバカでなけりゃ、2・3回は交渉の
使者を寄越すはずだぜ」
ライさんもソファに背中を押し付けて、
天井を見上げる。
「何にせよシン殿、ご苦労であった。
依頼報酬は後で送られるはずだ。
もう戻るかね?」
国王の言葉に私はうなずき、
「そうですね。
家族が心配しているでしょうから。
でも……」
そう私が言葉を続けると、
「でも?」
「何か気になる事でも?」
サシャさんとジェレミエルさんが、
視線を向けて聞き返して来て、
「いえ、何だかんだ言って―――
手を出しまくってしまっているなあ、って。
本来の方針であれば、自分が死んだ後に
再現出来ない方法は残さない、という事に
していたはずだったんですけど」
結局、ここでもクアートル大陸でも、自分の
能力を使いまくってしまっている。
今のところ、上層部や限られた範囲でしか
私の能力は秘匿されているけれど……
自分が死んだ後、同様のケースが起きない事を
祈るばかりだ。
「ま、その時ゃフェンリル様に頑張って
もらおうぜ。
何せありゃ、全部彼女の仕業って事に
なっているからなあ」
カラカラと笑うライオネル様とは対照的に、
「だが、シン殿の能力が無ければ―――
大規模な争いに発展していたかも知れん。
今回とて、子供たちの救出は不可能であった
だろう」
ラーシュ陛下の言葉に、秘書の女性二人は
ただうなずく。
「そう言って頂けると気が楽になります。
それでは私はこれで……」
「ああ、それと―――
今回協力してくれた各種族や国には、
こちらからお礼の書状と報酬を渡すから。
そういうのは国に任せてくれ」
「ありがとうございます」
そして私は頭を下げると、本部長室を後にした。
「『自分が死んだ後、再現出来ない方法は
残さない』、か……
律儀で思慮深いのはいいんだけどなぁ」
残された面々のうち、前国王の兄がシンの
評価を口にし、
「そうですね―――
そこがシン殿の良いところでもあるのですが」
国王も伯父の言葉に同調する。
「??」
「いったい何の事でしょう?」
女性秘書二人は真意を図りかね、
彼らに聞き返すと、
「要はシン殿は、自分が死んだ、もしくは
いなくなった後に使えない手法・手段を
残したくない……
だから今回のような件は、納得していない
部分も多くあるのだろう」
「だがよぉ、考えてみろ。
『この国や同盟諸国に敵意を向ける』、
もしくは
『その近辺で非道な事を行う』と、
魔法を使えなくなる―――
そんな実例がどんどん積み上がって
いるんだぞ?
これが『抑止力』じゃなくて……
何だって言うんだ?」
それを聞いたサシャとジェレミエルは、
『『あー』』と同時に声を上げる。
確かにシン亡き後、今回のような方法は
使えなくなるだろう。
しかしそれでも―――
『魔法が使えなくなった』という事実は
残るのだ。
それがシンの能力であれ、フェンリルの
怒りによるものであれ関係無い。
もしこの国や同盟諸国の安全を脅かそうと
した時は、それを考慮に入れなければ
ならないのである。
「まあそもそも、当人にその自覚が無いと
いうのが、一番困った事ではあるのだが」
「それにシンが出て来なければ……
今度はドラゴン、ワイバーンの女王、
魔王、魔界王と出番が回って来るだけだし。
フェンリル様だけじゃなく、少しは彼らにも
出張ってもらった方がいいかもなあ」
現国王と前国王の兄の言葉で、ひとまず
一段落つき、秘書二人は話題を代えて、
「そういえばシンさん、厨房で何やら
新作料理を教えていったらしいですよ?」
「んん?
しかし今回、そんなに時間は無かった
はずだが」
サシャにそうライオネルが聞き返すと、
「何でも、既存料理の組み合わせで出来る、
という料理らしいですから―――
そろそろ食事時ですし、出前を頼んで
来ますか?」
「そうだな。余も興味がある。
出来ればお願いしたい」
ジェレミエルの提案にラーシュ陛下が答え、
彼らは本部長室で、パーコー麺を食す事に
なったのであった。
「……というわけで、実は彼らとは
冒険者になってからお互い日の浅い同士で
あった頃からの付き合いなわけです。
そんな彼らの結婚をこうした形で見る事に
なるとは、当時は思ってもみなかったもの
ですが、
それもまた、年長者としての特権とでも
申しましょうか。
それでは、以上をもって―――
お祝いのあいさつに代えさせて頂きます」
ザハン国一行と大船団が、クアートル大陸へ
移送されてから数日後、
私はとある町で結婚式の祝辞を読み上げていた。
ここはあの冒険者三人組……
カート君・バン君・リーリエさんの故郷の村で、
今は町くらいの規模となっている。
彼らはこれといった身寄りがなく、村を出て
冒険者になるしかなかった若者だが、
出席する人数の数はかなり多くなっていた。
それもそのはずで―――
何せバン君と結婚したのが三十人以上。
基本、児童預かり所からついていったのと、
冒険者の二通りの女性で、
さらにその交友関係まで呼ばれたので、
町はちょっとした人口増加が起きていた。
「ふぅ、やっぱり慣れないな。
こういうのは」
「まぁまぁ。
これもシンの役目の1つだよー」
「それに出席者全員に、『彼らは自分の
人脈ですからね?』とシンが伝える事自体、
望外の恩恵ぞ?」
「まーおとーさん。
飲んで飲んで」
そこで同じ黒髪の……
童顔と西洋モデル風の顔立ちの対照的な
妻二人、メルとアルテリーゼが席に戻った
私を出迎えてくれ、
黒髪ショートに紅い瞳の娘、ラッチが私に
飲み物を差し出してくれた。
「ありがとうございました、シンさん!」
「まさか故郷の恩人でもあるシンさんに、
祝って頂けるなんて」
そこに来たのは主役の一組である、
茶色の短髪をした青年と、薄い青の髪を
短めのポニーテールにまとめた、ラミア族の
新たな夫婦だった。
カート君とミナハさんだ。
「おめでとうございます。
しかし、まさか君がラミア族の女性と
結婚する事になろうとは」
「それもシンさんのおかげです!」
「一族全員、シンさんには頭が上がりません!」
ペコペコする彼らに、自分もまたペコペコと
頭を下げ返し続け、
「ど、どーもぉ、シンさん……」
「あぁ、バン君―――
それと新奥様の皆さま方」
次に交代のように、数十人の女性を引き連れて
やって来た、薄黄色の長髪の中性的な青年、
バン君がやややつれたような表情で
あいさつして来て、
「あ! その子がシンイチちゃんと
リュウイチちゃんですかー?」
「キャー、可愛いっ!」
「出産はどうでしたか!?
やっぱり大変でした?」
恐らく妊娠しているであろう女性陣が、
息子を抱いた妻たちに話しかけるも、
「あー、相談なら後で受けるから」
「今は他の人にもあいさつに回るがよい」
メルとアルテリーゼが落ち着くようにと
彼女たちに促しす。
そこで取り敢えずバン君と奥様の皆さま方は、
一礼して戻って行き、
「本日はありがとうございました」
最後に、シルバーの髪を腰上まで伸ばした
リーリエさんと、
そしてその横にいる新しく彼女の夫となった、
ダークブラウンの、巻き毛の短髪をした
十代半ばの少年……
「ジーク君もおめでとうございます」
「あ、ありがとうございますっ」
そう、リーリエさんの夫となったのは、
魔狼の少年。
マウンテン・ベアーに群れを壊滅させられ、
まだ町だった頃の公都で受け入れた一団の
一人だった子だ。
(■50話
はじめての ごえいtoばしゃ参照)
「ジーク君、児童預かり所でも人気高かった
のにねー」
「ようも射止めたものよのう?
リーリエ」
どうやら妻たちは結構前から―――
彼とリーリエさんの仲を知っていたようで、
「特にチエゴ国からの留学組?
の人気がスゴかったもんねー。
いやーよくあの争奪戦を勝ち抜いた
ものだよ、リーリエさん」
何だろうか、ラッチの言葉の裏に片手を
高々と掲げるリーリエさんの姿が見える。
「まあ私としては、あと1人か2人……
妻が増えても構わないんですけれど」
「へー、意外だね」
「せっかく独占出来ておるのにか?」
私がどんな顔をしたらいいのかわからず、
彼女たちの話を聞いていると―――
「バンを見ていますと、2人や3人、
どうという事も無いかなーって」
そこで私と娘は同時に両目を閉じて
うなずき、
「あー……」
「なるほどー」
と、父娘そろって似たような感じで返す。
「じゃあ僕たちはこれで」
「まだあいさつ回りをしなければ
なりませんので」
そこでジーク夫妻は一礼し、結婚式は
いったん一段落した。
「まあ飲んでください、カート君、バン君。
それにジーク君」
結婚式の後、宴会のようなものに突入し、
自然と男女に別れ―――
私は新郎となった彼らの席で、お酒を勧める。
「ありがとうございます」
「結婚式は妻たちが熱望していた事でも
ありましたけど……
こうまで立派にしてくださって、
感謝のしようもありません」
まずあの三人組の男性陣二人が頭を下げ、
「魔導具による音楽、それに両側からの
泡の演出―――
魔狼である自分がこんな結婚式を挙げられる
なんて、思いもしませんでしたよ」
この中で一番若いであろう少年が、
飲み物に口を付けて話す。
「ジーク君のお母さんは、来られなくて
残念だったね」
彼の母親はすでに人間の夫がおり、
子供もたくさんいるので、そのお世話で
手いっぱいとなっていて……
結局、手紙だけが渡された。
「もともと、僕くらいの年っていうか
結婚出来る年齢になると、魔狼は
独り立ちするものなんですよ。
同時に親離れ・子離れしますので、
あまり実感が湧かないといいますか」
すると人間の方の新郎二人が、
「でもジーク、お前いつでもリーリエの
側にいたじゃん」
「そうだね。
リーリエもすごく可愛がっていたし」
カート君とバン君の指摘に、彼は顔を
真っ赤にして、
「そ、そうですね。
あの頃からその、お母さんみたいに
思っていたっていうのはありますけど」
そんなジーク君の様子を、周囲は暖かい
目で見守る。
「そういえば、ジャンさんも来るはず
だったんですけどね。
3人は知らない仲ではありませんし、
それに孤児院だった頃から、児童預かり所の
警備もしてもらっていましたし―――
何より、バン君と結婚した女の子たちは、
児童預かり所出身が多いですから」
私は、仕事の関係上来る事が出来なかった
ギルド長に触れると、
「それはウチも一緒ですよ。
ミナハのためにニーフォウルさんも
来られる予定だったんですけどね」
ニーフォウルさんはラミア族の長にして、
今はウィンベル王国の新交通部門大臣だ。
今はあちこちに『鉄道』を通している最中だし、
そりゃ忙しいってものじゃないだろう。
「でも、この村をラミア族の湖との
中継拠点とする重要性が認められて、
ミナハさんとここで定住してもいいって
認められたんだよね?」
「へー、そうなの?」
バン君の言葉に私が質問をカート君に
向けると、
「そうですね。
最初は特例という事で、そういう話に
なりかけていたんですが」
「え?
じゃあ今はダメになったとか!?」
不安そうに聞き返すと、彼は首を左右に振って、
「いえ、そうではなく……
基本的にラミア族は少数種族ですので、
結婚するのであれば、本拠地である
湖に来てもらうのが前提だったんですけど。
ただ、今はもう相当数の男を確保出来て
いるらしく―――
それに各種族との交流も活発になっている今、
新しい世代が、1つの場所に固執する理由は
無いと仰られて」
うーむ。
確かに当初は種族維持のため、これ以上の
人口流出を防ぐという意味もあり、
一緒になる場合は故郷の湖に来てもらう
必要があったのだけれど、
今では公都やこの村にも、専用の住処まで
用意されているし……
男不足も解消されているとなると。
むしろ種の繁栄を願うのであれば、新天地に
向かわせた方がいいと考えたのかもな。
「確かに―――
僕たち魔狼族も、一時は全滅まで
覚悟しましたけど。
でも今はこうして人間や他種族と関わる事で、
野生であった頃とは比べ物にならないくらいの
生活を過ごせていますからね。
それを考えますと、故郷や場所にこだわる
意味は無いのかも」
ジーク君の言葉に、周囲からは『う~ん』と
同意とも何とも取れない反応が返るが、
「まあそこは、故郷や場所へのこだわりを
捨てるとは考えないで、
むしろ故郷が増える、という見方も
出来るでしょう。
私もあの公都が第二の故郷と思っていますし」
すると周囲から、『おー』『いい事言うねぇ』
『さすが万能冒険者』と、好感触な反応が返って
来て、少し気恥しくなってしまう。
そしてこちら側で盛り上がっている一方で、
妻たちの方も話がはずんでいるようで、
時々女性陣が集まったあちら側から、
楽しそうな笑い声が聞こえて来た。
「ほうほう、バン君のところはなかなか……
やはり人数が多いところは違いますなぁ」
「我もメルっちもよく2人いっぺんに相手して
もらうが、さすがにそこまでは出来ん」
メルとアルテリーゼはお酒も入っているのか、
上機嫌で語る。
しかし、それは夜の生活の事についてであり、
「いやいや、これも公都にいた時―――
お2人からいろいろとご教授頂いたおかげ」
「大浴場の時間は勉強時間でもありました
からねえ。
屋敷が変わってからもちょくちょく大浴場に
通ってもらいましたし……
その後、婦人会なるものが出来て、そこでも
情報交換出来たので助かりました」
カートの妻であるミナハと、ジークの妻である
リーリエも積極的に話に加わる。
「そーそー、あと夜用の衣装はいろいろと
揃えた方がいいよー。
別に露出が多くなくても、気分転換になるし」
ラッチも加わっているのを心配した一人が、
「あのう、ラッチちゃんも参加していて
いいのでしょうか。
まあ、年齢的にもそろそろ、そういう話が
出来る頃だとは思いますが」
それを聞いたシンの妻二人は、グイッと
お酒をあおり、
「うん。そこはもう諦めているから」
「すでに夫候補もいる事だしのう」
メルとアルテリーゼの言葉に、恋愛話大好きな
女性陣がさらに盛り上がりを見せ、
「えっ!?
もうラッチちゃん、好きな人いるの?」
「んー?
まあ2人とも年下だし、弟分みたいな
ものかな?」
「いやラッチちゃんってドラゴンだし、
だいたいは年下―――
って2人!?
今からもう複数相手に恋愛を?」
「え?
ねーねー、どっちを選ぶつもりなの?」
全員が興味津々で彼女に質問を向けると、
「どっちもボクのものに決まっているよ!
逃がさない!!」
ラッチの答えに、女性陣は大盛り上がりを見せ、
宴会は大盛況となった。
「あれ?」
「どうした?」
ザハン国の大船団が辺境大陸を出航してから
五日後……
大船団はそれぞれ二手に分かれ、一方は
ランドルフ帝国に到着、そしてもう一方は
ドラセナ連邦に向かっていたが、
帝国の港に上陸していた乗員たちは、
不思議そうな声を上げていた。
「いや、ファルコン部隊の事だが―――
ファルコンが10体ほどいなくなっている。
飛び立てば音でわかるし、海に落ちる
ような事も無いと思うんだが。
で、そっちはどうしたんだ?」
「いや、人数確認を行ったところ、
人が増えているという報告を受けてな。
辺境大陸から誰か紛れ込んで来たのか?
でも部外者がいればすぐわかるはず……」
彼らは書面とにらめっこしていたが、
そこへランドルフ帝国側の役人がやって来て、
「どうかしたのか?」
「いや、人数が合わないんだ。
何人か出航時から増えてしまっている。
それにファルコンが減っていて。
数も多いし、どこかで計算違いが
あったのかも知れないけど」
そこでザハン国側の乗員は考え込むが、
「ん?
つまり―――
ファルコンが減って、人が増えているのか?」
「まあ、そうとも言えるが」
今度は帝国側の役人が考え込み、
「もしかして、それ……
ファルコンが人間の姿になったのかも
知れん」
彼の言葉に、ザハン国の乗員は『はあ?』
という表情になるが、
「我が国のワイバーン部隊も、あっちの大陸に
関わった後、人の姿になって帰って来た事が
あるんだ。
今ではワイバーン部隊のワイバーン全員が、
人の姿に変身出来る。
中にはワイバーンライダーと結婚したやつも
いるしな。
一度確認してみたらどうだ?」
そう念を押され、ザハン国側で確認する事に
なったのだが―――
増えた人員は本当にファルコンが人の姿に
なっていたと確認され、大騒ぎとなった。
( ・ω・)最後まで読んでくださり
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本作品は毎週日曜日の16時更新です。
休日のお供にどうぞ。
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(;・∀・)カクヨムでも書いています。
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【かみつかれた】【完結】
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