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銀のペンダント  作者: 上村文処
エピソード2 授業~師匠~笑う
164/1024

2-96 ぐ

「ぐぬぬ」


 あ!


「……分かった」


 (うつむ)きながら、ステータス情報パネルを眺めていてたら、閃いたことがあった。


「私、(うつむ)いてこれ見る癖がある。だからその時」


 真横から見ると、ステータス情報パネルは、薄いただの板でしかない。


「こうなってたんだ」


・能力値を表示させていた時は、裏から見えていた

・でも、スクロールをさせながら(うつむ)いたから、技能(スキル)のところは見えなかった


「これで、いちおうの説明はつくけど」


 でも、あの一瞬で、裏から見ただけで、能力値の数字を読み取ったってこと?


「いや。違う」


 技能要素(スキル・エレメント)だ。


「〈ステータス画面〉の、技能階梯(スキル・ランク)100」


┃|# 技能階梯 100

┃|●真情報

┃|情報図書館より取得した記号情報に虚偽

┃|がないことを、当該記号情報を参照した

┃|者に対して無自覚に確信させる。

┃|

┃|●自動認識

┃|本技能を用いて表示されている記号情報

┃|を能動的に参照した者は、当該記号情報

┃|を誤ることなく認識する。

┃|

┃|●[プラグイン]ヘルプ

┃|任意の情報項目一つの意味するところを

┃|ヘルプパネルと語義定義されている情報

┃|表示要素に表示する。

┃|使用に際して、技能点を一項目につき1

┃|点、消費する。

┃|

┃|初期設定:オフ

┃|


「これだ」


 真情報と、自動認識のせいだ。この二つの影響を受けて、トーチライトさんはあの一瞬で、私の能力値を読み取ってしまった(・・・・・・・・・)んだ。

 色々、思い出してきた。

 お寿司屋さんから第三支部に戻ってきて、入口のドアが重くて開かなくて、あの時に、私の能力値のことを話した記憶がある。


「能力値の話になった時、多分、そうね、が口癖の人が、そうだったわね、と言った。続けて、そんな数字だったと思うって言ったのは」


 自分でも、どうして私の能力値の数字を覚えているのか、不思議に思ってた、ということか。


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