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2-95 で?
で?
「何に私は違和感を感じた?」
俯いたままステータス情報パネルをじっと眺めてみたけど、答えが見えてこない。
「えーと、これを、トーチライトさんとコールズさんに見せた」
壁の方にステータス情報パネルを向けてみた。
「で、そのあと、自分の方に向けて」
くるりと。
「スクロールさせつつ、能力値、技能、装備を確認」
〈異世界消却〉に、表示制御プラグインが適用されているのを、さらに確認した。
「問題ないな」
問題ないけど、ここに問題があるような気がしているのも確かだ。何かを見落としてるんだと思うけど。その何かが分からない。
ぬーん。
「保留」
そのあとは。
「身分証を作ってもらった」
・端末宝珠を使って、私のステータス情報を表示した
「名前とか、色々と表示されてて、能力値とか……あれ?」
待て。端末宝珠を使った時は、能力値、表示されてなかったような。
「ん? だとすると?」
トーチライトさん、どうして私の能力値が全部、4だって知ってたんだろ? 〈ステータス画面〉で出した能力値とかの部分は、見せないようにしてたはずだし。
「あ!」
裏か。これ、裏からもなんとなく見える!
「いや、でも、だったらどうして、〈ステータス画面〉の技能階梯が100だって、驚かなかったんだろ」
能力値の下には技能が書いてあるし。
「ぬむむ」
うむむ。




