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〈ステータス画面〉のお勉強をする、というのはありか。
「ふーむ」
ぬーーーーん……むっ?
「ヨリちゃー---ん、シルヴァラおばちゃんが来たよー---」
ほへ?
「あ、はーい、今開けますですよー」
時間は……十八時半。どうしたんだろ?
このパンツの山は……ベッドの上に置いておくか。
急げ急げ。
「はいはいはい」
開けドア。
「やぁやぁ。こんばんは」
「こんばんは……どうしたんですか?」
手には、ピクニックに行く時とかに使うような、少し大きめのバスケットを下げていて、肩から、これまた少し大きめの、水筒を斜め掛けにしている。
「晩ご飯、まだだよね?」
「まだですけど……」
よし、とレインツリーさんが力強く頷いた。
「晩ご飯食べよう。これから。屋上で」
へ?
「エレノアに許可はちゃんともらった。屋上行くよ、屋上。晩ご飯は、これね」
とんとん、と、レインツリーさんがバスケットを叩いた。
「おばちゃん、エルフの郷土料理作ってきた」
なんと。
「今すぐでも、大丈夫? なんか、準備とかある?」
「準備……いえ。特にはないですけど。何か、持っていった方がいいものとか、あります?」
「んー、ないかな。お皿とかも全てはこの中に」
でしたら……私が持っていくべきものは。
・鍵
・いちおう、身分証
お財布は、置いていっても大丈夫かな。
あとは。
・ハンカチ
大事。




