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銀のペンダント  作者: 上村文処
エビソード9
1024/1024

9-128 エルフ限定  //

 エルフ限定。

 そういえば。


「あのー、ちょっと、話がそれるんですけど」

「どしたの」

「徽章の件なんですが」


 徽章は、同族の証みたいな。


「私、エルフさんたちやドワーフさんたちと同等の扱いを受ける、みたいなお話を聞いたんですけれども」

「そだよ」


 えー。


「言ってなかったっけ」

「聞いてませんです」

「まー、いいじゃん。朝露の森と、夕霧の森と、蒼茫の森のエルフと同じ扱いを受けて、銀山街のドワーフとも同じ扱いが受けられる人族なんて、なかなかいないよ? すごくレアだよ」


 なぜににこにこなのか。


「これで、ヨリちゃんには簡単には手出しできないことが、よくわかっただろうしね」


 さらににこにこしてる。


「次からは、そういうことは教えていただきたく」

「そしたらヨリちゃん、ぐるぐるに絶対なるじゃん」

「それは」


 そうですけど。


「シーカーさんとテイラーさん、引いてましたよ」

「もし、世の中がヨリちゃんに関して、(おのの)くことがあるとすればだね」


 (おのの)くって。


「リカルドの弟子、という部分だからね」


 ……おぅ。


「ネタとかではなく?」

「かわいいもんだよ、エルフとドワーフの徽章なんて」


 ……そんな扱いなのか。うちの師匠。

 いや。


・スカイロード家の元跡取り

・息子さんは、次の王様候補


「……確かに」

「だって、公爵家の跡取りが、大商人の娘の天才少女と駆け落ちしたんだよ? 大騒ぎになったんだから。当時」


 何してんだ、あの人たち。


「面白かったなー」


 この人は。


「今回の件は、面白くはないけどね」


 うーむ。


「ま、船に乗って、色々と話そう。ヨリちゃんと情報共有したいこともあるから」


 情報。

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