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僕とエルフな勇者さまとの昭和の終わり。日常、商い。スローな両世界販売ライフの予定?(改修版)  作者: かず斉入道


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第92話 義母の秘密?(10)

 マジでこのひと……。ルミナス公夫人は天然と言う奴なのかな? 娘のエルとは違うタイプ……。


 そう僕のエルは軍人と言うこともあるのだろうけれど? 義父によく似た堅物タイプだなと僕が思えば。


「おい、魔王? お前は儂のエルちゃんを蔑にしないで、女王にすると、儂やソフィアの前で大風呂敷を布いたが、貴様にはもう既に女王と呼べる正室が居たはずだが。その者はどうするつもりだ? その者がいる限り、儂の可愛い姫のエルちゃんは、女王陛下にはなれないではないか?」


 やはり僕の義父殿はエルの立場……。


 そう元々勇者だったアイツは、僕にはもう既に、親同士が決めた正室……。女王が存在することを知っているから、アイツは怪訝な表情で尋ねてきた。


 しかし僕は義父や義母に対して嘘偽りを告げ。二人を騙す気もサラサラない。


 だから僕は二人へと誠意を見せ、正直に説明をしようと試みると。


「あぁ~、それ、一樹~、私もあなたができる、信じてくれと言っていたけれど、現女王はどうする訳? 私少し前にも一樹に言ったと思うけれど、今の女王を蔑にして塔に閉じ込めるとか? 離婚……里に送り帰すと言うのも余り好きじゃないからね。一樹、わかった~?」


 僕が義父や義母に説明をする前にエルが、僕に現女王を蔑にするなと釘を刺してきたから。


「うん、わかっている。大丈夫だ! エル!」と。


 僕は御妃さまに微笑みながら、両親への説明はお任せあれと告げるのだった。



 ◇◇◇

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