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僕とエルフな勇者さまとの昭和の終わり。日常、商い。スローな両世界販売ライフの予定?(改修版)  作者: かず斉入道


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第8話 真冬の怪奇?(1)

《ガシャン!》


《ガシャン! ガシャン!》


《ガサガサ、ガシャン!》


《ガシャ、ガシャ、ガシャ》


《ガリガリガリ》


 先ほどのちょっとしたイベント、アクシデントと言った方がよいのだろうか? 大型トラックと人との接触事故になりかけた出来事なのだが。


 僕はその時に何故か、トラックの運転手のおじさんには見えていた者……。彼が憤怒しながら怒声を吐いて者……。


 おじさんは『女ー!』と叫んでいたから、女性だとは思うのだけれど?


 僕には何故か、その女性の姿だけではない声すら聞こえなかった。


 だから僕は首を傾げた。


 でも僕は余り深くは思案をしないで作業を再開した。


 すると大型トラックの運転手は僕の瞳には映らなかった女性に対してまた怒声を吐く、悪態をついて、この農協の購買部の前の道路から勢いよく過ぎ去っていった。


 まあ、いったんだよね。


 しかし大型トラックが通り過ぎて時間が経てども、おじさんが憤怒しながら怒鳴っていた女性の姿……だけではなくて、足音すらやまびこが達が僕の耳へと帰してくれないから。


 僕は額や背に冷や汗をかいたのだ。


 あの、大型トラックの運転手のおじさんは、一体誰に怒声を吐いていたのだろうか? と思えば……。考えればね……。


 しかし僕自身もこれくらいの、《《世にも不思議な出来事》》にビビッて畏怖していたら、夜間での車の運転もできなし、販売仕事の片付けもできなくなり。商売あがったりだから、ね、と思うから。


 僕はまた《《世にも不思議な出来事》》のことを忘れ、考えないように、片付けの作業を一人黙々としていたら。


 まあ、この通りだ……。




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