表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕とエルフな勇者さまとの昭和の終わり。日常、商い。スローな両世界販売ライフの予定?(改修版)  作者: かず斉入道


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

385/531

第4話 小さなお姫様(16)

「それに私の(もの)をどうしようが、他人の貴女には関係の無いことでしょう?」


 エルは沙也加のことを睨みながら荒々しく告げる。


 だから沙也加の奴も「あぁ~」と唸りつつ、エルのことを睨みながら立ち上がるから。


「ちょ、ちょっと待ってエルさん!」と。


「沙也加先輩も辞めてください。小さな子供の前ですから。親が他人と喧嘩をしたらいけません。子供が悲しむから……」


 美紀の奴が大変に悲しそうな顔……。そうアイツは妖狐(洋子)へと暴力を振るう前の夫から、娘を守るために自分の身体を挺して守ったのだろう? それを幼い妖狐(洋子)が見ては泣く、地獄絵図のような日々だったに違いない。


 だから美紀は自分の経験談も含めて珍しく、自分が一番苦手としている沙也加へと食ってかかるから。


「美紀……」


 沙也加はアイツの名を呼びつつ、エルとのガンのつけ合い、飛ばし合いを辞める。


「美紀ちゃんごめんね……」


 エルは美紀と妖狐(洋子)が俺達と暮す前の事情を知っているから謝罪をした。


「うわぁ~、ん、うわぁ~、ん」


 エルが美紀へと謝罪をすれば赤ん坊の泣き声が急に……。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ