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僕とエルフな勇者さまとの昭和の終わり。日常、商い。スローな両世界販売ライフの予定?(改修版)  作者: かず斉入道


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第4話 小さなお姫様(5)

「はぁ~、わりゃ~! 沙也加~、お前~、一体どう言うことなっじゃ~?」


 僕は本当に数年ぶりに以前彼女だった沙也加へと、アイツが家の玄関先でへたり込み『ワンワン』と泣いていようがお構いなしに憤怒しながら怒声を吐いた。


 でも沙也加の奴は、「どうしよう~?」、「どうしたらいい~?」と泣き喚くだけだから。


 僕は基本、沙也加に対しては、レビィアに対してと一緒で中学生(中坊)の頃から強気の態度だったから。


「沙也加~! わりゃ~! いい加減にせぇよぉ~!」、「しゃんとせぇ~!」


 と、僕は泣いている元カノ対して『お嬢さん~♪』と優しい言葉をかける訳ではなく怒声を吐けば。


「一君~、沙也加の事を怒らんとぃ、てぇ、やぁ~。頼むけぇ~」

「ほんまよ。ほんま……。一樹! 沙也の事を怒鳴らんといてぇ、たのむけぇ」

「お願いじゃけぇ~」


 僕の中学生の頃の同級生していたヤンキー姉ちゃん達が沙也加を叱るな! と嘆願する声と姿が移るから。


「お前等もきとったんかぁ~」


 僕は幼稚園から一緒だった幼馴染の北田美幸やその他のメンバー達の容姿を見て確認して困惑しながら声をかけると。


(やばい)、(不味い)


 と思えば。


「一樹~、あんたぁ~! 家の総長に何を言ょるんねぇ~。うちらに喧嘩を売ちょるんねぇ~、あんたは~?」







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