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僕とエルフな勇者さまとの昭和の終わり。日常、商い。スローな両世界販売ライフの予定?(改修版)  作者: かず斉入道


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第37話 昭和のアパートだけれど勇者様は驚愕!(5)

「俺自身も余りに便利な世界で暮らしているから。俺がエルの言う通りで仮に魔王……。世紀末の恐怖の大王であり、別の世界の王であり、故郷へと返り、国の内政に励めと言われても戻りたくはないよ……。広島から出たくはない……」


 僕はエルに食事の最中に色々と別の世界の話……。


 まあ、エルの話だと中世的な世界でトイレすらなく、一般家庭の場合は、糞尿は窓から捨てる。そして金持ちや貴族、王さまは糞尿を亀に貯めて、溢れそうになれば使用人が川に流しにいく。


 それを魚が食べて大きくなると言った話……。


 僕自身もテレビか本で観た! 読んだような話を! エルがケラケラと笑いながら教えてくれたけれど。


 その話も初めはエルの冗談話……。嘘偽りかと思っていると。エルが家のアパートの和式の水洗トイレを使用してふるちん……。何の下着も着衣しないで驚愕しながらトイレから飛び出して!


「──か、一樹! あ、あのトイレって何? レバーを引いたら『ジャー』と水が流れて綺麗になったのだけれど……。一体どんな原理……。魔法を使用したら尿が流れるわけ? ──それにあの、トイレに付属しているテッシュペーパーと呼ばれる高そうな紙を使用して股やお尻を綺麗にしてもいいの?」と。


 エルは本当に自分の両目から碧眼の瞳が飛び出そうなぐらい驚愕しながら僕に尋ねてきたから。


 エルが僕に教えてくれた、自分が生まれ育った異世界は本当に中世以降の時代みたいな世界らしいから。


 僕も帰還をしたくはないと思えば。





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