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僕とエルフな勇者さまとの昭和の終わり。日常、商い。スローな両世界販売ライフの予定?(改修版)  作者: かず斉入道


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第2話 地元って困るよね? (9)

 フリージアは僕の先輩やツレ、後輩達に自分は未婚者であり、彼氏もいませんと狼狽をしながら説明をするから。


 新年早々、我が部屋の玄関先で僕の先輩やツレ、後輩達がフリージアのちょっとエッチな甲冑姿を自分達の鼻の下を伸ばし、デレデレとしながら。


「嘘~~~!?」

「マジで~~~!?」

「冗談でしょう~~~?」

「こんなにも綺麗なのに?」

「美しいのに?」

「何で彼氏がいないの~~~?」

「あっ! 儂、立候補する!」

「あっ! 俺も!」

「僕も」

「俺も」

「儂もだ……」


 と家の玄関先で騒ぐから。


「ちょっと~、みんな~、近所迷惑なので静かにおねがいします~。後でうちが大家さんに叱られるので~、おねがいします~」


 美紀もこの辺りは地元で先輩やツレ、後輩達とは面識があるから、自分の顔を引き攣らせ、苦笑いをしながら静かにして欲しいと諫める。




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