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僕とエルフな勇者さまとの昭和の終わり。日常、商い。スローな両世界販売ライフの予定?(改修版)  作者: かず斉入道


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第2話 地元って困るよね? (8)

 まあ、そんな僕に大島道徳は優しく微笑みかけながら、朝のホームルームの最中に担任の先生が配った父兄宛のプリントを微笑みながら気さくに手渡ししてくれて後ろの奴……。


 まだ異性とのお付き合いの経験もない、人間の国の貴族の令嬢さまでもあるフリージアの奴は、エルと勘違いをされてしまうは、自分の容姿が麗しいと褒め称えられるはで、あいつは自分の顔を真っ赤にさせながら狼狽を始めなから。


「あっ、わっ、わわわ」と変な声まで漏らしてしまう。


 だってフリージアの奴は、勇者エル率いる魔族殲滅軍の近衛師団の隊長の一人だと言うことは?


 あいつのことが異性は恐ろしくて仕方がないから、恋愛対象……と言うか? 先ずフリージアの奴のことを若くて麗しい女性だと思う輩は異世界にはいないと言うことは?


 フリージアは異性からの注目を浴びる……。


 そうこんなにも自分の容姿を褒め称え、妻に欲しいと、僕の先輩やツレ、後輩達が我先にと自分のことをアピールしてくることなど、多分生まれて初めての経験だろうから。


 フリージアの真っ赤な顔で己の両手を振りつつ狼狽しながら。


「わ、(わたくし)は、恐れ多くも陛下の妃様では御座いません。只の美紀様を含めた御妃様達の護衛に過ぎません。只の未婚者で御座います……」




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