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僕とエルフな勇者さまとの昭和の終わり。日常、商い。スローな両世界販売ライフの予定?(改修版)  作者: かず斉入道


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第2話 地元って困るよね? (7)

「……佐治先輩怖くないの?」


 フリージアの奴が本物の魔剣を振り上げたのに僕の先輩が奴のことを畏怖しないどころか? フリージアの容姿をエルと勘違いして褒め称えるから、美紀が苦笑いを浮かべつつ首を傾げれば。


「何が~?」


 と美紀に応えて。


「……美紀……。何で一樹の嫁の事を怖がらんにゃぁ、いけんのやぁ? ねえ、お姉さん?」


 僕の先輩は、自分の後輩にも当たる美紀へと尋ねれば、魔剣を振り上げたままで沙也加の奴とガンのつけ合い、飛ばし合いをして「うぅ、ううう」と唸る、フリージアの奴へと初対面なのだがフレンドリーに話しを振る。


 だからエルと勘違いをされた状態でいるフリージアの奴は「えっ!」と驚嘆をして魔剣を下げれば。


「……おおっ! ほんまに! 一樹の嫁は異国のボインボインのお姉さんじゃ~。マジで一樹、こんな美人を何処で見つけ捕まえたんじゃ?」

「えぇ、のぅ~、一樹~」

「儂も欲しいの、こんな外人のお姉さんが嫁に~」

「ああ、俺も欲しい~」

「一君、儂にも外人さんを紹介してぃやぁ、御願いじゃけぇ~」

「ああ、俺も」

「儂も紹介してくれ~」


 その他の先輩や同級生(タメ)、後輩達もフリージアの容姿を玄関の外で褒め称えるし。僕に異世界の女性を紹介してくれと嘆願もしてくるから。





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