表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕とエルフな勇者さまとの昭和の終わり。日常、商い。スローな両世界販売ライフの予定?(改修版)  作者: かず斉入道


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

358/531

第2章 第1話 除夜の鐘と言えば? (11)

(あれ?)


 と、僕は首を傾げるけれど。


「ハッピーニューイヤー!」

「新年、おめでとう」

「明けましておめでとう」

「おめでとう。ございます」

「一樹~。今年もよろしくねぇ~」


 まあ、こんな感じで直ぐに僕の同級生の友人(タメのツレ)や後輩達……。


 そして(ああ、エルが怒るだろうな?)と(エルとレビィア、翔子に何て説明をしようかな? あっ、ははは)と作り笑いを浮かべながら説明をしないといけないな……と、僕が思い。自分の額や背に冷や汗をかくような、女性の幼馴染や友人達の、除夜の鐘後の新年挨拶が僕達家族の耳へと聞こえると。


「……陛下、女性の笑い声や新年の挨拶が聞こえてきましたがどなたですか?」


 異世界人種の近衛隊の隊長さま……。大将軍さまの一人であらせられるフリージアが、この場の雰囲気を察してくれず。自分の小首を可愛く傾げながら僕に尋ねてくるから。


《ジロリ!》


 僕の予想通りにエルとレビィア、翔子の三人が自分の目を細め、冷たく見詰めてつつ玄関の外にいる女性達のことを尋ねてきたから。


「あっ、はははははは……。俺の幼馴染や友人、知人だよ……。あっ、はははははは」


 と僕は三人へと笑い誤魔化しながら。


(本当に地元って嫌だな……。勘弁して欲しいよ……)


 と思いつつ嘆くのだった。



 ◇◇◇






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ