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僕とエルフな勇者さまとの昭和の終わり。日常、商い。スローな両世界販売ライフの予定?(改修版)  作者: かず斉入道


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第56話 エルフな、きよしこの夜(26)

 私達三人は逆に、《《ヒバの長》》に、だけではなく。《《猿猴の族長》》や種族の人達にも。


「我等の気持ちや思いの方も。《《ヒバの族長》》や人達と一緒ですから女王陛下様方は頭をお上げください。お願いします」


「長の言う通りです閣下。頭を上げてください。お願いします」


「お願いしますよ。殿下」と。


 《《猿猴の長》》の言葉に続くように、また両種族の人達の間から私達三人の妃に対して頭を上げてくれと、大変に困っている声色での嘆願があちらこちら聞こえ出すと今度は?


 私の歌う《《この世界》》。日本語のクリスマスソングを、自身の目を閉じ静かに、沈黙をしていた。《《この辺り》》に住む動物、生物、生き物達が、ザワザワと落ち着きなく騒めき始め出したから。


「はい。分りました。皆さん……。今後も私達一族の事を宜しくお願いしますね」と。


 私は下げていた自身の頭を上げ、満身の笑みを浮かべながら言葉を漏らせば。私達家族を中心に円を描くように集い座っていた動物、生物、生き物達の騒めきもピタリと止まり。また和気藹々とした雰囲気へと変わるから。私は大きく息をしながら(よかった)と、思うのだった。



 ◇◇◇




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