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僕とエルフな勇者さまとの昭和の終わり。日常、商い。スローな両世界販売ライフの予定?(改修版)  作者: かず斉入道


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第56話 エルフな、きよしこの夜(21)

「えっ! あっ、うん。そうだよね。一樹の言う通りだ。今更私自身も深く考える方がどうかしているよね」と。


 翔子さんが魔王へと告げれば。


「本当じゃ。本当じゃけぇ。一君の言う通りじゃけぇ。家の洋子や翔子さんのお腹にいる子供が、魔力が高いのは、魔王な一君の子供じゃけぇ。魔力が高いだけじゃもんね……。それにうちと違って洋子の方は、魔王な一君に対していつも通りの振る舞いで甘えちょぉるもんね。だからうちがどうかしちょぉったよ」と。


 美紀さんは、『てっ、へへっ』と笑い。申し訳ないとでも言いたい。呟きたい顔をしながら慌てて、私や洋子ちゃん。魔王がいる傍へと翔子さんと仲良く寄ってきて二人は、我先にと魔王の背へと抱きつきやしな垂れかかり始めると。


「《《ヒバ》》の皆さん宜しくお願いします」


「《《猿猴》》の皆さん。山田絵里と申します。今後とも主人、娘共々お願いします」と。


 翔子さんと美紀さんは、魔王に甘える行為をやめ、正座──自身の頭を深々と下げながら二族の人達へと挨拶をすれば。その後は自身の頭をあげ、視線と顔の向きを変えるのだ。





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