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僕とエルフな勇者さまとの昭和の終わり。日常、商い。スローな両世界販売ライフの予定?(改修版)  作者: かず斉入道


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第56話 エルフな、きよしこの夜(16)

 私が二人。翔子さんと美紀さんの二人へと、魔王になっている一樹の事を説明しようとした。


 でもね、私が二人へと説明をする前にね。我が家の一人娘、長女である洋子ちゃんが説明をしてくれたのだ。


 それも大変に分り易くねぇ。だから二人は洋子ちゃんの説明を聞けば。


「あっ!」


「そうじゃぁった?」


「私のお腹にいる子供も。洋子ちゃんと一緒で、魔王である一樹の子供じゃけぇ。妖力、魔力が強い。強力だとエルさんが言ってくれたのを洋子ちゃんが今、言葉に漏らしてくれたおかげでぇ、私も今思い出したわぁ……」と。


 翔子さんが言葉を漏らせばね。


「あっ! そうじゃぁった! そうじゃぁったね! エルさんは、一君が魔王じゃけぇ。娘である洋子が、魔力が高い。じゃけぇ色々な魔法が使用できるのだと言っとったのを今思い出した。思い出したよ。ついつい洋子が、魔法を当たり前のように使用出来る事が、日常茶飯事なってきたけぇ。洋子の親である私自身もすっかり忘れちょぉったよ……。あっ、はっ、はははっ」と。


 美紀さんは、自身の頭の上に手を当て、載せ、申し訳ない。忘れていたよ。と、でも言いたい。告げたいような顔をしながら笑い誤魔化し始めると。


「いいや、いいや。美紀や翔子は悪くはない。急に俺が自分自身と入れ替わったから皆が驚愕。驚いただけだから。すまん! すまん! 申し訳なかった」と。



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