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僕とエルフな勇者さまとの昭和の終わり。日常、商い。スローな両世界販売ライフの予定?(改修版)  作者: かず斉入道


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第55話 クリスマスイブの夜(8)

「駐車場に来るまでの道のり。道路の脇にあったお店の方には、クリスマスの飾りや電装の方はあったけぇ、チカチカと綺麗に見えたのにねぇ。いざ公園迄来たら。この大きなモミの木に、クリスマスの飾りと、電装のライトが設置しているだけじゃけぇ。私はちょっとがっかりしてしもぅたわぁ」と。


 我が家の奥様、妻の一人である翔子……。



 今度はね。美紀ではなく翔子が独り言のように呟きながら不満を呟くから。


「ちょっと洋子、えぇかのぅ? パパは翔子ママのところにいってくるけぇ。ママのことをちょっと頼むわぁ、洋子。えぇかのぅ?」と。


 僕は自身の両腕で、相変わらず抱えながら歩く、歩行をしながらモミの木森林公園内の管理事務所、レストランがある建物の前にある。チカチカとクリスマスの電装、ライトが点滅しながら光る! 輝く! 大きなモミの木へと向かう最中に、我が家の小さなお姫様に微笑みかけながら尋ね。嘆願をしたのだ。




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