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僕とエルフな勇者さまとの昭和の終わり。日常、商い。スローな両世界販売ライフの予定?(改修版)  作者: かず斉入道


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第54話 妻達の決意! (2)

「うん、別にうちも構わんよ。エルさんと一君。翔子さんがしたいのならばすればええと思うし。うちは商売や商い。会社の事は、よぅわからんから」と。


 美紀が自身の頬を指先でポリポリしながら、少し強張らせた顔で笑みを浮かべ呟けば。


「じゃ、美紀さん。私と一緒に会社を設立してやろう。やろうよ。製造、卸し、販売業の方を。ねぇ、いいじゃろぅ、美紀さん?」と。


 翔子が美紀の両手、掌をつかんで振りながら、嬉しそうに告げれば。


「えっ、えぇっ! で、でも翔子さん、うちは先程も言った通りで、商売や商い。会社の事はよぅわからんからエルさんや一君とした方がえぇよ」と。


 美紀は相変わらず自身の顔を強張らせ、引き攣り。苦笑いを浮かべながら翔子へと言葉を返すと。


「エルさんは、今から次の勇者、魔王を育てるのが大変だからと。商売や商い。会社には興味が無いと言っていたじゃない。それに一樹? 家の大黒柱には、このまま販売業を続けながら、私達が設立する会社の運転資金、商品代、生活費を頑張って稼いでもらわんにやぁいけんから。最初は私達二人で頑張ろう。ねぇ、いいでしょう、美紀さん?」と。


 翔子が再度美紀へと告げると。


「うぅ~ん、どうしよう?」と。


 美紀が自身の腕を組み、考える人となり思案を始めだしたのだ。




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