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僕とエルフな勇者さまとの昭和の終わり。日常、商い。スローな両世界販売ライフの予定?(改修版)  作者: かず斉入道


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第53話 僕の決意! (2)

 特に翔子の場合は、今日から夫になる僕と共に暮らしたいと、ごく当たり前の事を告げ、尋ねてきたから。


 僕は「わかちょる。翔子心配せんでえぇけぇ」と。


 翔子に告げれば。


「よーし! これから我が家の新しいお家探し。不動産屋にいって。このアパートよりも広い賃貸物件を探そぅかのぉ?」と。


 僕が言葉を漏らせばね。


「一樹?」と。


 翔子が僕へと尋ねてくるから。


「何? 何やぁ?」


 僕が言葉を返せば。


「一樹、今から賃貸物件の一戸建てやマンションを探すんじゃのぉて。庭付きの一軒家を購入せんかねぇ?」


 翔子が夫の僕へと突拍子ない事を告げてくるから。


「しょ、翔子! 家を購入するっていちょるがぁ。家は新築じゃと、建売住宅でも結構するけぇ。そんな住宅ローンを、この俺が通るんかぁ?」と。


 僕が自身の口を震わせ、驚愕しながら翔子へと尋ねれば。





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