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僕とエルフな勇者さまとの昭和の終わり。日常、商い。スローな両世界販売ライフの予定?(改修版)  作者: かず斉入道


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第52話 翔子の決意! (5)

「そうなんじゃ。それは知らん、かった……。私のマンションに一樹が止まりにきても。洗濯物、汚れ物を置いていったら。全部私が洗濯をしとったから。エルさんと美紀さんの話し、説明を聞いて私は正直驚いちょるぅ」と。


 翔子の奴は二人の説明を聞き、亜変わらず驚愕した表情で言葉を返せば。


「じゃ、一樹? 私の洗濯物や、お腹にいる子供の面倒もちゃんと一樹が見て、世話をしてくれる、ん?」


 翔子の奴は僕に、今後産まれてくるお腹の子供の事、育児にもちゃんと参加をしてくれるのか?


 と、僕に問いかけてきたから。


「うん。ちゃんと翔子のお腹にいる赤ちゃんの面倒。子育てには、俺も参加するけぇ。心配せんでもえぇから、翔子。俺に任せとけぇ」と。


 僕はドン! と、自身の胸を叩きながら、笑顔で告げればね。


「それじゃ、一樹。不束者ですが、宜しくお願いします」と。


 翔子は僕の方へと向き、正座──自身の頭を深々と下げながら結婚の了承をしてくれたのだった。



 ◇◇◇


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