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僕とエルフな勇者さまとの昭和の終わり。日常、商い。スローな両世界販売ライフの予定?(改修版)  作者: かず斉入道


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第50話 はぁ~! そんな事って~! (6)

「う、嘘……。本当に……と、言うか? 一樹、どう言う事なん? 私あなたが言っている事が未だに解らん。理解ができんけぇ。それに一樹、貴方って一体何者……と、言うか? 私一樹とは何度も床を一緒にして寝ちょるぅ訳じゃけぇ。今更一樹に貴方何者? そして人間なん? と聞き、尋ねるのもどうかしちょるぅと思うけぇ。一樹、あなた~。私が分かるようにちゃんと説明をしてや、お願いじゃけぇ」と。


 翔子の奴は最初に僕へと、荒々しく告げてきた。


 でも話しの最後頃には、翔子の奴は、気落ち、落胆した声音で僕へと、自分がわかりやすいように説明をしてくれと尋ねてきたのだが。


 僕自身も、皆さんが知っての通りで、家の筆頭奥様であるエルが事ある毎に、『一樹は魔王なのだから』、『本当に一樹って、魔王の所業だよね』と、嘆いてきても。


 僕自身が、魔王としての自覚と言うか?


 魔王としての記憶が全くないので、翔子に気落ち、落胆した声音で問いかけられても、何と説明をしてよいかわからないから、僕自身も本当に困惑しながら悩んでしまう。


 まあ、そんな最中に、僕の真横に座るエルが自身の口を開いて、翔子へと説明を始めだすのだ。


 こんな感じでね。




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