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僕とエルフな勇者さまとの昭和の終わり。日常、商い。スローな両世界販売ライフの予定?(改修版)  作者: かず斉入道


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第25話 アパートへと到着すれば(1)

「ふぅ、やっとアパートへと着いた」、「無事に」、「無事故で」、「帰宅ができた」、「本当によかった」と。


 アパートの駐車場へとハンドルを何度も切りながら、バック駐車で車庫入れをした! 終えた! 僕はついついと独り言を漏らすほど安堵してしまう。


 だってさ、僕の仕事の相棒であるマツダのボンゴのロングのエアロカスタム仕様の固い後部座席のシートには他所の星……。


 多分《《金星》》からきたと思われる? 白の洋式の煌びやかな甲冑を身に纏う。大きな耳を持つ、金髪のま・さ・に眠り姫さまが横たわっているから僕自身も余り彼女に振動が伝わらないように細心の注意を払いながら運転と……。


 頼むから警察の検問に遭うとか、僕の様子が挙動不審だからとボンゴ(営業車)を停車させられ、後部座席や荷台に積んでいる商品を見せてくれと問われたら。


『どうしようか?』と思いながら。


 金星人さんを後部座敷に積んでいる僕はドキドキ、ハラハラと緊張しながら、約二時間近くの運転をしながら帰宅をした訳だから。


 僕の口からもついついと独り言が漏れ、安堵してしまうけれど。僕自身もいつまで運転席で一人ぼぅ~としている訳にはいかないから。


 僕は先ずは、運転席から後ろを振り返り──。金星人さんが本当にお化けではなく宇宙人なのか……?


 そう金星人さんの麗しい寝姿があるか、どうだかを振り返り確かめてみる。




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