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僕とエルフな勇者さまとの昭和の終わり。日常、商い。スローな両世界販売ライフの予定?(改修版)  作者: かず斉入道


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第45話 僕の娘は大きな耳! (3)

 美紀にどうする?


 と、でも言わんばかりの顔をしながら見詰め始めると。


「……えっ! ち、ちょっと待って! 待ってよ。エルさん! と、言うか? 一君、お父さん、お母さん……。もしかしてうちから、洋子を取り上げるつもりじゃ。つもりじゃないよね?」


 この部屋にいる者達。


 まあ、洋子ちゃんは、自身の持つ笹耳を隠すと、自分自身の本当の父親だと告げられた僕の事が気になるのか?


 チラチラと照れ恥ずかしそうに見詰めているから別として。


 その他の者達。


 僕とエル、親父とお袋が、美紀自身へと注目をするから困惑、動揺をしながら言葉を漏らし、尋ねてきたのだ。


「うぅん。別に美紀さんから娘を、洋子ちゃんを取り上げるつもりはないから心配しないで……。只ね、美紀さん? 洋子ちゃんを家の養女にくれないかな? ……洋子ちゃんは、大変に魔力が高いから、私の次の勇者になれると思うの。だからお願い美紀さん、洋子ちゃんを家の実家、里の家の養女に欲しいの、お願い。お願いします」と。


 エルが美紀に嘆願をすれば、更に美紀の奴は、自身の顔色を変え、困惑を始めながら。


「あ、あの、エルさんの言っている事。意味がねぇ。うちには全然わからんけど。頼むけぇ、エルさん。うちから洋子だけは、盗らんで、ください。お願いします」と。


 美紀は今にも泣き出しそうな顔、声音で、エルへと嘆願を始め出すのだった。



 ◇◇◇


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