表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕とエルフな勇者さまとの昭和の終わり。日常、商い。スローな両世界販売ライフの予定?(改修版)  作者: かず斉入道


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

240/531

第43話 家の嫁と娘は、魔法使い? (2)

『お爺ちゃんがついちょるぅから。洋子ちゃんは、何も心配せんでえぇからのぅ』


『ほんまよぉ。お爺ちゃんの言う通りじゃけぇ。お婆ちゃんが。洋子ちゃんの悪いお父ちゃんから守っちゃるけぇ。心配せんでえぇからねぇ」と。


 先程から、こんな言葉を漏らしては、洋子ちゃんの父親だと言う僕の事を侮り、蔑み、悪者にしては、自分達の株を。


 そう、もう既に、物心がつき成長をしている自分達の孫を手なずけようとするから、僕自身困って仕方がないからはぁと、溜息漏らせば。


「……一樹、溜息つく時ではないでしょう」と。


 エルに諫められて僕だから。


「そうだね」


 と、言葉を返せば。


「何処から話しをしようか、皆に?」と。


 エルが僕に問うてきたから。


 僕はまた「そうだね」と、言葉を返せば。


「一樹?」


「何、エル?」


「私の正体を皆にばらすはね。一樹、いいでしょう?」


 エルが僕へと問いかけてきたから。


「そうだね。そこから話しをしないと。洋子ちゃんの説明をみんなにしてもわからないし。理解もできないと思うから。そうするしかないね」と。


 僕はエルの問いかけに対して、このように言葉を返すと。


「う~ん、実はねぇ。家のエルなんだけれど。宇宙人なんだよ。遠く。遠いい星からUFOに乗って地球。この日本にきたんだよ。みんな」と。


 僕が家の両親と美紀、洋子ちゃんに説明をすれば。


〈ガン!〉と。


 僕の頭上。


 頭の上に、エルの拳が当たり前のように落ちたのだった。



 ◇◇◇


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ