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僕とエルフな勇者さまとの昭和の終わり。日常、商い。スローな両世界販売ライフの予定?(改修版)  作者: かず斉入道


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第42話 娘? (3)

「エルさん、どうしよう? か、一君が怒っている。怒っているからどうしよう? エ、エルさん怖いから助けて」と。


 美紀の声、悲痛な声音で、エルに助けを求める声、台詞が、僕の耳へと聞こえてくるけれど、お構いなしだよ。


 僕はいくら美紀の奴が、泣き、喚こうと、許す気はない、ないのだ。

 だからズンズン、ギシギシと、和室。


 そう、和室の奥にいるだろう、美紀の許へと向かう。


「一樹ー! もしかしてあなた? 美紀さんを洋子ちゃんの前で叱り。殴るつもりではないでしょうね?」


 部屋の奥へと向かう。


 移動をしている僕の目の前に、妻が、エルが、仁王立ちで立ち塞がり。


 僕の和室への侵入を阻止しようと試みる、ではなくて。


 僕自身が良く目を見開き確認をしてみると。


 エルの後ろ、後方、背に隠れ、怯え震えている美紀の姿が僕の両目に映るから。


「わりゃ、あああっ! 美紀ー! 何を考えちょぅるんじゃ。わりゃ、ええかげんにせいよぅ!」


 と、声を大にして叫び、美紀の事を罵倒しながら、荒々しく掴みかかろうと試みると。


「はぁ、あああっ! 喝ー!」





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