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僕とエルフな勇者さまとの昭和の終わり。日常、商い。スローな両世界販売ライフの予定?(改修版)  作者: かず斉入道


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第39話 元勇者様の疑問? (1)

「エルさん私ね、一君とお付き合いをしている最中に、今の旦那とお付き合いをしたの。そして旦那と結婚をしたの……」


「えっ? 嘘ー? じゃ、美紀さんは、一樹とお付き合いの最中に、浮気をして今の御主人とお付き合いをして結婚をしたと言う訳なの?」


「うん、そう。そうなの。実は……」と。


 大変に申し訳ない顔──。


 一度自身の顔を上げてエルへと説明をした美紀なのだが。


 エルに説明をし終えれば、彼女の驚愕、驚嘆を見て聞くと。


 また慌てて俯き始めるのだ。


 自分自身の過去が。


 そう、大変に凄いと言うか?


 破天荒な昔話しをエルに聞かせると、彼女が大変に驚愕をするものだから、美香自身も恥ずかしくなり。


 また俯き、身を竦め、震え、涙をポロポロと流しながら。


「……なのにね、家のひと。そこまでして手に入れた私とね。私が産んだこの子を、自分の子じゃないから、もういらない。だから別れてくれ。離婚をしてくれと言ってくるの。一君と私を別れさす時は『俺が絶対に美紀の事を守ってやる。幸せにしてやるから。男と別れて俺の所にこい!』と力強く、優しく、言ってくれた。告げてくれたのにね。あれ程……。なのに? あのひとの言っている事はね。全部嘘偽りだったの、エルさん」と。


 美紀は俯き、嗚咽を漏らしながらエルへと、自身の夫への不満を漏らす、嘆くのだ。




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