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僕とエルフな勇者さまとの昭和の終わり。日常、商い。スローな両世界販売ライフの予定?(改修版)  作者: かず斉入道


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第35話 今嫁の愚痴(3)

 そう、そんな、恋する乙女らしい仕草をエルに魅せるから。


 彼女は驚愕してしまう。


「えっ! も、もしかして美紀さん! 美紀さんって、未だ家のひとの事を心から想っているの⁉」


 とね。こんな感じ、様子へと、エルは陥ってしまうのだ。


 しかしだ、美紀は、健太の妻であるエルが、こんなにも驚愕をしようがお構い無しなのだ。


 そう、全く気にもしないで、自身の両目、ウルウルと滲ませながら垂らすのだ。


 透明の粒、滴をポトポトと地面へと落としながら。


「最初にあのひととお付き合いをしたのは、中学一年生の時だったの私ね」と。


 エルに告げてきたから。


 取り敢えずエルは、「うん」と頷いたのだ。


 本当は聞きたくもない話しなのだけれど。


 彼女は元勇者であり、魔王を討伐する軍の総司令官だから、家臣、部下達の悩み事や不満、要望をつい最近まで首肯しながら聞いていた身分、身の上だから。


 美紀の話しは、彼女的には絶対に聞きたくはない話しなのだけれど、姉さん肌の強いエルはついついと頷いてしまうのだよ。


 そんな彼女に美紀は更に愚痴を漏らしていくのだ。


 こんな感じで、だ。



 ◇◇◇


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