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僕とエルフな勇者さまとの昭和の終わり。日常、商い。スローな両世界販売ライフの予定?(改修版)  作者: かず斉入道


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第21話 エルフな勇者さまは、クリスマスの飾りの艶やかさに驚愕!(14)

 エルは僕に告げると、今度は苦笑いを始めだし漏らすのだ。またこんな言葉と、台詞を呟きながら。


「本当に家のお父様が、お母様に煌びやかな、首飾りに耳飾りと指輪……。お母様産まれて初めて見る。目にするような煌びやかな、お姫様やお嬢様が着衣をするようなドレスを着衣。着せてくれたからこのひと。嘘偽りない愛の告白をしてくれた家のお父様に対してお母様は、幼いながらもこのひとについていこう。生涯妻として寄り添い仲良く、慕い。奉公、尽くしながら暮らしていくのだと覚悟を決めたから。今は本当に幸せよ。エル。(わたくし)はと。お母様は娘の私に対して嬉しそうに告げ、教えてくれたの……」


 エルは僕に天女,さまのような微笑みを投げながら、自身の両親の出逢いと結婚、婚姻の話しを嬉しそうに。そしてまた、懐かしそうに教えてくれた。


「だからね。一樹。私も今の自分の置かれた立場、身の上に対して不運、不遇だと思わずに。家のお母様のように前向き。不幸を幸へと変えるよう努力をしながら。一樹と共に、夫婦仲良く暮らしていこうと決めたの。だから私もお母様のように幸せにしてね。あ・な・た」と。


 エルがしな垂れかかりながら僕へと、必ず幸せにするようにと告げてきた。


 だから「うん」と、頷く僕だった。まあ、こうなれば僕達夫婦が乗るNコロの狭い車内は、またラブラブな雰囲気へと早変わりだ。


 二人で仲良く寄り添いながら僕達夫婦は、ショッピングモールへと向かうのだった。


「な、何ー! 一樹ー! あれはぁあああっ⁉」





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