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僕とエルフな勇者さまとの昭和の終わり。日常、商い。スローな両世界販売ライフの予定?(改修版)  作者: かず斉入道


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第21話 エルフな勇者さまは、クリスマスの飾りの艶やかさに驚愕!(5)

 だから僕は、「そんな酷いことを言わないでよ。エル……」と、告げて。


「僕は、今後浮気をする。するからと。エルに一言も言ってはいないよ……。それに僕は、産まれてこのかた、二股とか、三股とかしたことなどない。ないから。女性と付き合っている最中は、ちゃんと一途……。この通りの忠実な僕だよ。だから僕を捨てる。離婚をする。里に、実家に帰ると言わないでよ。エル~」と。


 僕はNコロの運転などそっちのけで、エルへと嘆願。僕のことを捨てないで欲しいと、平に、平に、嘆願を続けたのだ。エルの方を向き、正面など見ないでね。


 と、なれば? 僕達夫婦が仲良く、ラブラブ、新婚らしい言い争い。口論をしている状態のホンダN360Ⅲの小さな車体はまた、歩道若しくは、電柱。民家へとまっしぐら。猪突猛進をおこなう。していくから。お約束通りだ。


「か、一樹~! 車がぁあああっ! 自動車がぁあああっ! 鋼の乗り物がぁあああっ! ぶつかる! ぶつかるよ! 一樹ー!」と。


 運転している僕の助手席に座るエルの、妻の口から絶叫がまた吐かれる。放たれる。


 でも僕は、お構いなしだよ。


「エル~。エル~。愛している。愛しているよ。エル~」と。


 僕は叫びながら、エルに抱きつき。『チュ~』、『チュ、チュ』と繰り返しおこないながら。


「エル~。また、先程みたいに、魔法で運転お願い~。頼むね~」と、だけ告げて、奥さまへと。キスの雨嵐を降り注いで、御機嫌取りに専念をする。





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