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僕とエルフな勇者さまとの昭和の終わり。日常、商い。スローな両世界販売ライフの予定?(改修版)  作者: かず斉入道


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第18話 その後? (2)

 もう本当に、自分自身が情けない。情けない男だと思う。思うのだよ。やっとできたこの淡く、甘い雰囲気、ムード……。



 今、この、恋愛ドラマ、シネマ、小説の世界の中にいるような錯覚を起こしてしまうような、己の脳が蕩けるほど甘い貴重な雰囲気を僕は、いとも簡単に破壊。壊してしまうような愚策、行為をしてしまったのだから。皆には本当に申し訳ない。今のうちに謝罪をしておくよ。僕の眠り姫であるエルがね。


「うっ、うぅ~ん、あっ、あ、ああ、おはよう、一樹~」と。


 自身の美しい碧眼の瞳がある瞼を開き、キラキラ輝かせながら僕へと、自身が、目が覚めた。開いたと告げてきたからね。皆には最初に、謝罪。平謝りをしていくよと。僕自身も脳裏から告げた。謝罪をしたところで。


「お腹空いたでしょ? エル?」と。


 自身の妻に、笑みを浮かべながら問いかけたのだ。


「ん? 空いた! 空いたかも知れない……」


「そうか、じゃ、何か作ろうか? と、言うか? 作るよ。今からね」と。


 自身のお腹を鳴らした僕がエルに告げれば。


「いいよ。私が作る。作からいいよ。一樹はここへ。ここに座っていてよ。私の主様、なのだから」と。


 エルが告げてくれたのだが。僕は直ぐにエルへと。


「いいよ。僕が朝食を作るから。エルはここで待っていてよ」と、告げて。


「それに? エルは、この世界の器具。家電製品の使い方。使用の仕方がわからないだろう? だから僕が朝食を作るからエルは待っていてよ……」とも告げるのだよ。





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