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僕とエルフな勇者さまとの昭和の終わり。日常、商い。スローな両世界販売ライフの予定?(改修版)  作者: かず斉入道


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第16話 元エルフな勇者の凶変(6)

 ううう、うっ、つう。いっ、と、大変に情けない話し。男の話しではあるのだが。僕の悲痛な声色と、己の顔を両手で覆いい隠し、ガードしているように見える。情けない男である僕の容姿と様子を見て確認をすればわかる。想像がつくとは思うのだが。


 僕が自身の妻である元勇者らしいエルの顔に、流石に己の強く『グゥ、グゥッ』と握った鉄拳を加えるのは悪い。忍びないと思い。張り手に切り替えて、エルの頬を打とうとしたら。僕は逆にエルから頭突きをもらう。される。入れられてしまった情けない男……。その上さ、悲痛な声、叫びまで漏らしてしまい僕は男、夫の威厳もない情けない男状態へと堕ちいってしまった。


 でもエルは、そんな情けない男状態へとおと陥った僕のことを安易に許してはくれないのだ。


 だって僕は、女性の命である髪の毛──。


 そう僕のエルが持つ、エルフな美しい金髪ロングの髪を後ろから強引に引っ張った者だから安易には許してくれる訳でもなく。


「一樹ぃっ!」と、僕を荒々しく叫び、呼んだと思うと。


〈バチン!〉


〈バチン!〉と、なのだ。




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