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僕とエルフな勇者さまとの昭和の終わり。日常、商い。スローな両世界販売ライフの予定?(改修版)  作者: かず斉入道


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第22話 元勇者の気落ち、落胆と涙(1)

『エル!』と。


『俺がエルの子供ってどう言う意味なの?』


 自身の首を傾げる僕にエルは。


「……ん?」と言葉を漏らしつつ、自身の首を傾げ。


「陛下、子供と言えば。子供としか言いようがないのですが」と僕に言葉を返せば。


「陛下、抱っこ! 抱っこ!」と。


 エルは本当に生娘だったの? と。僕が自身の首を傾げるぐらいまた甘え始めるから。僕は苦笑い。


 でもエルさんの、この素晴らしく美しい顔を見れば、男ならば誰でもコロリで、『まあ、良いか』と思うに違いないから。僕自身も、もう深く悩むのは辞めて、エルの生尻を鷲掴みとヨシヨシを繰り返し始めるのだ。


 まあ、ついでにエルが着衣をしているボンタンジャージの下の方から俺は、自身の手を入れ──。エルの大変に大きなオ〇パイも、ギュッ! と鷲掴みする。


 だからエルの口から。


『いやぁ~、んッ、あぁ~。陛下~、もっと優しくしてぇ~』と。


 まあ、『そこは駄目~』との、優艶な台詞が漏れる訳はなく。


「陛下~」、「陛下~」、「愛しています~」と声を漏らしつつ甘えてくるエルに僕はハグも付け加え──。


 最後はエルの頭、髪をね、僕は優しく撫でながら。僕はやはりエルの言っていた【蘇生魔法リザレックション】の意味が良く解らない。


 そう、一度他界をしたはずの僕が、この通り、ピンピンしている。


 それも、あちらの方は以前よりも元気! ハツラツ! 大変に充実している状態で僕は生き返っている。


 だから僕は、自分をあの世! 冥府から蘇らせてくれた、【蘇生魔法】の原理や意味──。


 そう、僕が何故、エルの事を、『お母さん』と呼んでも良いのか?


 僕はその意味が、何度考えても解らない。理解ができない。


 だから僕は再度、自身の物──嫁であるエルへと尋ねてみようと思う。



 ◇◇◇


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