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僕とエルフな勇者さまとの昭和の終わり。日常、商い。スローな両世界販売ライフの予定?(改修版)  作者: かず斉入道


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第21話 俺は魔王? (2)

「いいですよ」


 エルは僕へと構わないと告げると。


「陛下と私が交わり繋がったから以心伝心……。私は陛下の想いや考えている事を悟れるようになりましたが。陛下自身も未だ向こうの世界のあなたと。こちらの世界のあなたが未だ上手く調和……。融合できていないようですから。脳内同士の会話に馴れるのに、少し時間がかかっているようですが。陛下も慣れれば、私のように魔法を使用できるようになりますから。もうそんなに驚かなくてもいいですよ。陛下」と。


 エルはクスクスと笑いながら、僕へと説明をしてくれた。


 それも僕の頭を叩いた後だからだろうか?僕の頭もヨシヨシと。


 そう、エルは大人の僕の事を小さな子供でもあやすように扱いつつ、ヨシヨシをしてくれたのだ。


 でッ、エルは、自身が、気が済むまで僕の頭を撫でれば次はハグ! 抱擁だよ。


 そう、エル自身は、下着を着衣していない状態での、ボンタンジャージを着衣した薄着状態で、僕の頭をギュッ! と、優しく包んでくれた。


 そしてまた優しく、愛おしそうに、僕の頭も撫で、ヨシヨシだから。


 エルさんの大変に大きくて柔らかいオ〇パイの感触を僕は、自身の頭と頬で感触、堪能できるから。僕は自身の顔を緩ませつつスリスリと頭ずり、頬ずりしながらエルに甘え、堪能しつつ。僕はエルからちゃんと優艶に接する事の許可を得たんだなと、改め思いながら。


「エル、そうなんだ」と言葉を返せば。


「えぇ、そうですよ」と。


 エルは甘える僕へと優しく微笑みながら言葉を返してくれたから。


「じゃ、僕とエルは夫婦で間違えないんだよね?」


 僕はもう一度確認をとるためにエルへと尋ねれば。


「ええ、そうですよ。あなた~。私は陛下の妃でもありますが。陛下の母でもあるのですよ」と。


 エルは、今度は僕が、自身の首を傾げる事を告げてきた。


 だから僕はエルに、「俺がエルの子供ってどう言う意味なの?」と、にへら笑いつつ尋ねた。


 ◇◇◇


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