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第104話 お土産!(3)
「えっ! うそ? 今から?」
「魔王冗談だろう?」
「あらあら?」
「閣下」
「エルさま」
「奥さま」
僕の急な言葉……。
まあ、思い付きを聞いた、エルやルミナス公爵、ルミエル公夫人……。
その他の者達も一斉に驚嘆をした。
「一樹! エルフの里へといくと言っても、ここからはかなりの距離があるのでは?」
この場にいるみんなの驚嘆した後は、テンプレ通りにエルが僕へとt座右寝てきたよ。
「うぅん、エル大丈夫だ!」
家のこの世界では勇者──英雄である家の奥さまが驚愕しても僕は首を振り。
「エル、俺が転移ジャンプを使用するから、エルフの里までは一瞬でいけるから心配はない。あっ、はははははは」と。
僕は、この場にいるみんなへと隣国の魔王さまらしく、どうだ! 魔王は凄いだろう? と仁王立ち──。胸を張り、空威張りをしながら告げる。




