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僕とエルフな勇者さまとの昭和の終わり。日常、商い。スローな両世界販売ライフの予定?(改修版)  作者: かず斉入道


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第103話 お土産!(2)

 あっ、ははは。そうそう、そんな感じだったな、ソフィア……。


 それにソフィアが里を捨て、家出をしたから、エルちゃんが産まれてきた訳だし。またそのお蔭で魔王と出逢い、結ばれた訳だろう、エルちゃん?


 もしもソフィアが家出をしていなければ、ソフィアが魔王と結婚をして、エルちゃんが産まれてくることもないし、愛するひとのところへと嫁ぐこともできなかっただろう、エルちゃん? あっ、ははは。


 そうそうエルちゃん、御方さまの言われる通りよ……。エルちゃんだってママに魔王ちゃんを盗られるのはいやでしょう? と。


 まあ、僕の横でいつまで経って親子の会談……。喧嘩と言う奴が終焉しないから。


 僕がエルに声をかけ。エルから返事返ってきたので。


「今からエルフの里へいこう! そしてエルの爺さんに会おう! 善は急げだぁ!」と。


 僕は慌ただしく、エルに急かすように告げる。




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