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僕とエルフな勇者さまとの昭和の終わり。日常、商い。スローな両世界販売ライフの予定?(改修版)  作者: かず斉入道


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第101話 義母の秘密(21)

『プンプン』とルミナス公爵は年甲斐もなく、拗ねたツンツンとした様子……。不貞腐れた態度をとるから。


「お前な~」と僕が呆れた声を漏らせば。


 その様子を見て義母が「クスクス」と笑うから。


「お母さまは、事の重大さがいまいちわかってはいないでしょう?」


 流石にこの件……。家出娘とそれを攫った男の様子を見て、エルも呆れた声を漏らせば。


「だってぇ~、エルちゃんのお爺さまは大変に口煩い人で、(わたくし)に外の世界を見せてくれないからついついと(わたくし)も……。ねぇ、旦那さまと魔王さん、ふっ、ふふふ」と。


 まあ、エルの母親──ルミナス夫人は、いつも忙しいエルとは真反対の性格のようで……。本当に幼い頃から大事に育てられた姫さまが大人の女性へとなったような御婦人のようで、のんびりと穏やか……。


 まあ、娘のエルに叱られても、とにかく笑ってごまかすような女性(ひと)だなと、エルの母親に対して呆れるような顔を見れば。


 このままダラダラと親子の和気藹々とした会話……。


 まあ、家族漫才を聞いていてもことが先へと進まないから。


 僕は「エル!」と声をかけるのだった。



 ◇◇◇









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