表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
星華の語り場  作者: 秋桜星華


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

4/24

「好き」を語るには、なにかが足りなくて。

ちなみに天の川見れませんでした。

「趣味はなんですか?」


 ――その質問が、時々私を悩ませる。



 この質問のやっかいさは、“趣味”という言葉と、それを聞く人との距離感にある気がする。


「趣味」とは「人が好き好んで行うこと、その対象」を指すが、受け手によっては「その人が得意なこと」という印象を持ってしまうかもしれない。


 例えば私の趣味には歌が含まれるが、特別歌がうまいわけではない。


 それどころか、このエッセイの他のエピソードでも言っているようにカラオケで過去最低点を更新し続けている人間である。


 それなのに、「趣味は歌」と言ったら「歌ウマな人間」だと勘違いされてしまうのではないか――――


 そんな不安が、私にはある。



 あと、相手と初対面だったり、あまり話したことのない人の場合。


 相手に固定概念を植え付けてしまいそうだからだ。


 私はこのサイトで投稿しているように、小説(もどき)を書いているが、「小説を書くのが趣味」と言ったらどのようなイメージをもたれるのか。


 私には周りに「小説を書くのが趣味」と公言している人がいないのでわからない。


「小説を書く人って、なんか自分のことをすごいって思ってそう。」そんな印象も、あるかもしれないという怖さ。


 どんな趣味にも、勝手にイメージがくっつく。


 でも、人間はそんなに一筋縄ではいかない。


 昨日と今日で「好き」の比重が変わる、私みたいに。



 と、ここまで「趣味はなんですか?」という質問についてつらつらと述べてきたが、別に私が言った趣味を覚えているような人はほとんどいないだろうから、そこまで深く考えなくても良いのかもしれない。



 私の胸の中には、私の「好き」がしまってある。聞かれれば取り出そう。――相手が、とりだしても良いと思えるひとなら。


これが本当の私だっ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
˚✧₊⁎❝᷀ົཽ⭐︎秋桜星華の作品⭐︎❝᷀ົཽ⁎⁺˳✧༚
新着更新作品
累計ポイントの多い作品
バナー制作:コロンさま
― 新着の感想 ―
今回のお話は、なんかすごく、なるほどーと思ってしまいました。趣味はなんですか?一見すごく単純な質問のようだけども、そう言われると難しいのかも。 ◯面接とかの場合 「えー、くろくまくんの趣味はなんです…
え? あれ? ルービックキューブは? (´・ω・`) ドヤァできる趣味なイメージですし、いきなり持ってこられて「やって見せて」とも言われなさげな完璧趣味だと思ったのに……。 (・∀・) ま、話はそ…
これが本当の私だっ > 星華 は 己の正体を顕わにした! 星華 の 攻撃力Up! 防御力Up! 敏捷性Up! 正確さUp! 生命力Up! 魔力Up! 外観Up! 星華 に 尻尾が生えた!
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ