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隠蔽  作者: 山本正純
第一章
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保険 後編

  愛澤は契約書を受け取った。

「これがパンフレットです」

 秋山はパンフレットを渡した。そして秋山は思い出した。

「そうでした。すっかり忘れていました。ご存じですか。板利明という男が容疑者に浮上しました。あなたはホストクラブでよく指名したと聞きました。それで事件前後でストーカー被害に合いませんでしたか」

「いいえ。そのような人にはうろついていません」

 愛澤は両手をたたいた。

「なるほど。無差別に女性を狙った通り魔事件ではなくストーカーによる傷害事件であったという私の推理ははずれでしたか」

「それに第二の事件の被害者とは面識がありませんし、明さんとはホストを辞めてから一度も会っていません」

「そうでしたか。では粗品の化粧品です。契約ありがとうございます」

 萩原聡子の自宅から出たら携帯が鳴った。相手はジョニーだった。

『写真を撮影した』

「では合流しましょう。そうですね。昼食をしましょうか。場所は問題の板利君の店で」


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