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法術装甲隊ダグフェロン 永遠に続く世紀末の国で 節分と『特殊な部隊』  作者: 橋本 直
第四十三章 突然クライマックスにする

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182/201

第182話 恥ずかしい決め台詞

「それじゃあみんな行くよ!」 


 小夏は笑顔でそう叫んだ。


 誠のバイザーの下に台詞が映し出された。


『マジ?これ読むの?』 


 その台詞に誠は真剣に焦った。だが高らかに最終決戦を告げる音楽が流れた。嫌でも盛り上がる雰囲気。そして誠は見栄を捨てた。もはやどうにでもなれと言うのが誠の心境だった。


「世の中に!」 


 誠はとりあえず恥を捨てて叫んだ。


「悪の栄えた!」 


 ランはすっかりノリノリだった。


「たとえなし!」 


 やけなのがすぐに分かるかなめ。


「今!」 


 短い台詞に明らかに不満なサラ。


「必殺!」 


 一番力の入っている小夏の雄たけび。


『一刀!真剣!瞬殺斬!』 


 その言葉とともにロボは明らかにばればれの避ければいいじゃないかと誠にも見える太刀筋で、目の前の巨大メイリーン将軍を一刀両断にした。


『グモー!!機械帝国万歳!!』 


 そう叫んで巨大メイリーン将軍は大爆発した。そしてロボは決めポーズを見せた。


『はい!お疲れ!』 


 アメリアのOKが出てほっと胸をなでおろす小夏達。誠も安心してシーンが終わるのを確認するとバイザー付きのヘルメットを外した。



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