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法術装甲隊ダグフェロン 永遠に続く世紀末の国で 節分と『特殊な部隊』  作者: 橋本 直
第四十三章 突然クライマックスにする

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180/201

第180話 とりあえずサラに無茶押しされたので

 それはコックピットのようだった。


 一応、誠もアサルト・モジュールパイロットでありコックピットには慣れていたが、その巨大なコックピットにはなぜか燃えるものを感じた。


『これ!戦隊モノのロボのコックピット!一度、座ってみたかったんだ。ここに。デザインもサラさんと島田先輩でやったんだ。ああ、サラさんの合体ロボのデザインを流用したんだな。遼州人らしい無駄遣いをしない精神に感服するよ。それにしても……凝っていると言うか細かいと言うか……まあ島田先輩は毎日僕達のシュツルム・パンツァーのコックピットをいじってる訳だから細かいのは当たり前か』 


 誠は二つとなりの小夏が座るコックピットを羨望のまなざしで見つめた。


「キャラットなっちゃん!キャラットサラ!キャプテンシルバー!ブラッディーラン!こちらはマジューンスペルター!」 


 誠の声に小夏達は飛行する巨大マシンを見上げた。


「これが僕達のの切り札だ!転移を!」 


 誠の叫びに小夏とサラは頷いた。


「私にはその資格は無い……」 


 ランは力なくうなだれた。だが、小夏は叫んだ。


「そんなわけ無いよ!ランちゃんは一生懸命やったじゃない。この世界を救うために力を貸して!この世界を救ったら次はランちゃんの世界を救う番だよ!お願い!」 


 小夏の言葉。彼女の治療魔術でほぼ傷の癒えたランは静かに頷いて手をかざした。少し恥ずかしそうにランが手を伸ばした。そしてランと小夏の手が重なった瞬間二人の周りの空気が輝き始めた。


 そして瞬時に全員がそれぞれの座席へと転移した。モニターには理性が崩れかけて破壊を繰り返す機械魔女メイリーン将軍の姿があった。


「変形よ!」 


『おう!』 


 小夏の声にあわせて全員で目の前の無駄に大きなボタンを押した。高らかに流れるクライマックスな音楽。


『心配そうな顔しないでよ、誠ちゃん。ああ、この音楽、権利的には大丈夫だからね。新藤さんの曲なんだって』 


 アメリアのあっけらかんとした声が響いた。


『おい、俺の曲だからきっちりあとで礼をしろよ』 


 新藤の言葉を無視して超巨大戦闘機のような姿の機体が変形していった。



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